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当たり前になりつつある職場でのシニア人材の活躍。期待できること・不安なことは?

10/15(火) 12:05配信

Suits-woman.jp

平均寿命や健康寿命の延伸などにより、一人ひとりが働く年数も長くなることが予想されるこれからの日本。すでに定年の廃止や延長、再雇用などシニア人材の活用に取り組んでいる企業がたくさんあります。

堅実女子の皆さんも、今後はもっとシニア世代の同僚が増えていくかもしれません。もしかしたら、自分がシニア世代の人に仕事を教える立場になることだってあるでしょうし、その逆もあるでしょう。

ここからは、株式会社あしたのチームが実施した中小企業の経営者を対象にシニア雇用に関するインターネット調査を紹介しながら、シニア人材の採用に求められていることを見ていきます。

シニア世代へ抱いているイメージ

家族と離れているところに住んでいたり、若い世代の社員が多い職場で働いていたりして、普段の生活でシニア世代の人たちと接する機会があまりない人もいるのでは?そんな状態でいきなりシニア世代と一緒に働くといっても、あまりイメージがわかないですよね。

調査でシニア世代に対するイメージを聞いたところ、第1位は「真面目である」40.7%、第2位は「仕事が丁寧」32.3%と、仕事への姿勢が高く評価される結果が並びました。「身体が衰えている」31.0%、「IT・機械に弱い」29.7%、「フレキシブルな対応が難しい」29.3%などは、程度の差こそあれど、年齢を重ねるとどんな人にでも見られることでしょう。性格や適性の問題もあるので、シニアだからと一概には言えないかもしれません。

では実際にシニア世代の人たちを職場に迎え入れることについては、みなさんどう感じているのでしょうか。

職場でのシニア人材に対する期待と課題

調査結果によると、今後シニア人材を「採用したい」「やや採用したい」を合わせた割合は都市部で51.4%、地方で55.4%と、それぞれ半数を超える企業が前向きに考えていることがわかりました。

シニア人材を採用したい理由には次のようなことが挙げられています。

・信用できるから
・これまでの様々な経験・スキルが、会社全体に効果が期待できそうだから
・若手を育成していくためにも経験者が必要
・国籍、性別、年齢問わず評価をしたいから

一方で不安に思うこととしては、以下のことが挙げられました。

・健康が最大の問題
・技術、オペレーションの教育時間が足りない
・最新のPCやモバイル等を使用するため
・素早い思考力と判断力が求められる仕事のため

技術や知識といった経験を重ねなければ習得できないものはシニア世代の人たちから学び、彼ら彼女らが苦手な部分は若いからこそ発揮できる力でフォローするなど、お互いに理解し合い、協力していく姿勢が大切でしょう。

近年は職場におけるダイバーシティ(多様性)やインクルージョン(包摂)の推進が大切とされていますが、シニア人材活用もそのひとつ。一人ひとりが活躍するために職場環境を整備したり、メンバー同士の理解を深めていく必要があるでしょう。これからますます高齢化社会が進んでいく日本で働いていく上で、大切な取り組みなのではないでしょうか。


【調査概要】調査名:「中小企業のシニア雇用に関する調査」 調査方法:インターネット調査 調査対象:全国の従業員5人以上300人未満の企業の経営者、20歳~79歳の男女 有効回答数:300人(<都市部>東京都・大阪府に本社を置く経営者:150人、<地方>東京都・大阪府以外の道府県に本社を置く経営者:150人) 調査実施日:2019年2月19日(火)~2019年2月21日(木)

最終更新:10/15(火) 12:05
Suits-woman.jp

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