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F1日本GP、ホンダにとって残念な結果についてドライバーはどうコメントしたのか

10/15(火) 19:02配信

Webモーターマガジン

スタートの混乱でチャンスを逃す

2019年10月13日、F1第17戦日本GPが行われ、ホンダは優勝に手が届かず、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)の4位が最上位となった。ホンダにとって、今年のF1日本 GPはどんなレースだったのだろうか。

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前戦までに鈴鹿スペシャルのパワーユニットの投入を完了し、新しいエアロパーツや燃料も投入、さらに詳細なデータ取りのために鈴鹿を走り慣れた山本尚貴をフリー走行で起用するなど、万全の体制でのぞんだ日本GPの決勝だったが、優勝を狙っていたホンダにとって、表彰台に届かない厳しい結果になった。それでもレッドブル、トロロッソともにポイントを獲得、なんとか次戦、そして来年につながるレースをすることはできた。

台風の影響で土曜日のセッションがすべて中止となり、日曜日午前に予選、午後に決勝というスケジュールで行われた日本GP。予選では、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが5番手、アレクサンダー・アルボンがまったく同タイムの6番手(先にタイムを出したドライバーが上位)と3列目グリッドを獲得。トロロッソも、ピエール・ガスリーがQ3へ進出して9番手、ダニール・クビアトがQ2へ進出し14番手となった。

優勝争いのポイントは決勝スタートにあった。予選5位から好スタートを見せたフェルスタッペンは、ターン1で3番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に外側から並びかけ、ターン2では半車身ほど先行したが、出口でルクレールがアンダーステアを出して接触。フェルスタッペンはコース外に押し出されてスピン、大きく後退して優勝のチャンスを逃してしまう。

その後、レースへ復帰したフェルスタッペンは後方から追い上げを見せたが、マシンへのダメージが大きくリタイア。一方、ルクレールも痛めたフロントウイングのパーツを撒き散らしながら走行したのち、ピットインし上位争いから脱落することになる。

レース後、審査委員会はこの接触に関してルクレールに5秒のタイムペナルティとペナルティポイント2、ダメージを受けたマシンで走り続けたことに関して10秒のタイムペナルティを科している。

6番グリッドのアルボンは、スタートで8番手までポジションを落とし、マクラーレン勢の後方でトップ集団から大きく離されてしまい、優勝争いから脱落。なんとかランド・ノリスをパスし、15周目にミディアムタイヤに履き替えて4番手まで浮上したものの、上位3台から離れた4位でフィニッシュした。

9番グリッドからスタートしたガスリーは、序盤にマクラーレン勢とバトルを展開。1ストップ戦略を採用し、18周目にミディアムタイヤに履き替えるが、ここからロングスティントとなり、タイヤを持たせながらの走行を強いられ、終盤にダニエル・リカルド(ルノー)にパスを許し、8位でチェッカーフラッグを受けた。

クビアトも1ストップ戦略を採り、27周目までソフトタイヤで走行。そこからミディアムタイヤに交換し、タイトな中団の争いの中で、ガスリーと7秒差まで追い上げている。結果は惜しくも入賞を逃し12位だった。

ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは「台風の影響により、予選と決勝が同日に行われるという変則的なスケジュールになり、チームメンバーにとっては忙しい一日になりました。午前の予選では4台のうち3台がトップ10に入り、午後の決勝に向けてまずまずの結果を得ることができました。しかし、決勝ではスタート直後の第2コーナーでフェルスタッペン選手が接触によりフロアに大きなダメージを負い、残念ながらリタイアすることとなりました。そのような中でも、アルボン選手が初めて走行する鈴鹿サーキットで素晴らしい走りを見せ、4番手のポジションを確保したこと、また、昨年あと一歩のところで最後に入賞を逃したガスリー選手が、後方から迫るライバルの猛追をしのぎ、8位入賞となったことはよかったと感じています。今年は我々が目指していたような結果を得ることはできませんでしたが、来年はもっと競争力をつけて戻って来られたらと思っています」とコメント。ドライバーは日本GPを振り返って次のように語っている。

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最終更新:10/15(火) 19:02
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