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【ラグビーW杯】ワールドラグビー会長、日本は「本当に成功したチーム」 ティア1入りは明言せず

10/15(火) 15:32配信

THE ANSWER

ボーモント会長「ティア1、ティア2の区分はパフォーマンスによるものではない」

 ラグビーの国際統轄団体ワールドラグビーとラグビーワールドカップ(W杯)2019組織委員会は15日、都内で記者会見を行い、13日で終えたプール戦について総括した。会見に出席したワールドラグビーのビル・ボーモント会長は、日本の将来的なティア1入りの可能性について明言は避けたが、今大会終了後は「テストマッチで引っ張りだこになるだろう」と“予言”した。

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 日本はプール戦を4戦全勝とし、勝ち点19のA組1位でベスト8入り。史上初の決勝トーナメント進出という快挙を成し遂げた。しかも、9月28日は当時世界ランク2位だったアイルランドに19-12で勝利。プール最終戦の13日にはスコットランドを28-21で下し、最新の世界ランクでは史上最高の7位まで上昇した。

 日本での盛り上がりとチームとしての躍進について問われたボーモント会長は、「日本の結果を見ると、10年前から大きな成長を遂げた。4年前のイングランド大会では3勝しながら果たせなかった決勝トーナメント進出を、今大会では成し遂げた」と高く評価。さらに、ラグビー独自の「ティア1」「ティア2」という格付けについて「ティア1、ティア2の区分はパフォーマンスによるものではなく、歴史的な背景によるもの」と話し、「日本は今、世界ランクで7位じゃないか」と、その実力を認めた。

 日本の将来的なティア1入りの可能性についても質問されたが明言せず。だが、「どこのチームも日本とテストマッチを戦いたがるだろう。観客がたくさん集まるし、影響力が大きい。本当に成功したチームだ。ペースや意志決定を重視した、信じられないほど魅力的なラグビーをする」と話し、今大会終了後は「テストマッチで引っ張りだこになるだろう」とした。

 現在、ティア1に名を連ねるのは、ラグビーチャンピオンシップに参加する南半球4か国と、シックス・ネーションズに参加する欧州6か国の合計10か国。ニュージーランド、イングランド、オーストラリア、アイルランド、南アフリカ、ウェールズ、スコットランド、フランス、アルゼンチン、イタリアだ。アルゼンチンは元々ティア2だったが、W杯2007年大会で3位、同2011年大会でベスト8入りしたことが考慮され、2012年からラグビーチャンピオンシップに参加、ティア1入りを果たした。

 日本はこれまで、2016年から主に代表選手で編成されるサンウルブズが、南半球の強豪チームが戦うスーパーラグビーに参加し、継続的な強化を続けてきた。だが、今年3月には2021年以降に除外されることが決まったばかりだった。今大会終了後に、日本がどんな強化策をとっていくのかは、世界的な注目を集める案件になりそうだ。

THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato

最終更新:10/15(火) 18:53
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