ここから本文です

日韓関係が悪化する中、ソウルの「反日デモ」でフリーハグをやってみた

10/15(火) 15:31配信

HARBOR BUSINESS Online

「反日デモ」でフリーハグを行ったことによる大反響

 今年の8月30日、「日本人が反日デモでフリーハグをしてみた」という動画を、僕は各SNSで公開した。その1週間前の土曜日(8月24日)に、韓国の首都ソウルで行われた「反日デモ」でフリーハグを行なった時の動画だ。

⇒【画像】「NO安倍」のプラカードを持ったデモ参加者が筆者を見つめる

 その反響は「フリーハグ活動」を今まで8年間行ってきた中で、いちばんと言っていいほど大きなものだった。日韓双方のテレビや新聞、雑誌などいろんなメディアから取材の声をかけていただき、それは今もなお続いている。

 日本のあるネットメディアで紹介された時には、約5000件ものコメントがついた。そのほとんどがネガティブなものだったが、人々の関心の大きさをうかがわせた。

 日本での取材もあるので、僕は1か月ぶりに帰国した。その間、会う人皆に聞かれた質問はこれだった。

「めちゃくちゃ勇気あるね。怖くなかったの?」

 その質問に答えるために、僕のストーリーを話さなければならない。

「韓国人は全員、日本人のことが嫌いなんだ」と思っていた

 僕がフリーハグを始めたのは、2011年から。それから8年間、韓国だけでなく、中国、インド、カンボジア、フィリピン、モンゴルなどアジアを中心に18か国でフリーハグをしてきた。

 この活動のきっかけを一言でいうと「メディアから流れる情報と、現実のギャップを埋めるため」だ。

 このことに気づいたのは、フィリピン留学で英語学校に通っていた時だった。そこで多くの韓国人に出会ったことが、僕の人生のターニングポイントになった。

 なぜなら「韓国人は全員、日本人のことが嫌いなんだ」と、当時の僕は思っていたから。まさかここでたくさんの韓国人の友達ができたり、韓国人の彼女ができたりするなんて思ってもいなかった。

 彼らと一緒に英語の勉強をしたり、旅行をしたり、お酒を飲んだり。同じ時を過ごしていく中で、自分自身が抱いていた偏見は完全に溶けてなくなった。

「どうして僕は韓国人に対して偏見を抱いていたのか?」

 その原因を探った時に浮かんできたのは、テレビや新聞、雑誌などのメディア情報だった。

 そして「自分と同じように、他にも韓国に対して偏見を抱いている人がいるかもしれない」と思った。彼らにどうやってこの事実を伝えればいいのか、悩み考えて思いついたのがフリーハグだったのだ。

1/4ページ

最終更新:10/15(火) 15:31
HARBOR BUSINESS Online

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事