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会社員の多くが気づいていない「転職のリスク」

10/15(火) 8:45配信

bizSPA!フレッシュ

「自分が将来、こうなりたい!と思える先輩がいない」「給料が安い」「評価制度がない」

 こういったことで悩む多くの社会人が「転職」に踏み出すのは、大きくいえば「キャリアアップ」「収入アップ」「将来性のある会社に入る」この3つを手に入れるためです。しかし、これに異論を唱えるのが、『僕たちは、地味な起業で食っていく。』の著者・田中祐一さんです。転職ではなく、働きながらできる「地味な起業」によるキャリアアップ術を伝授してもらいます(以下、田中氏の寄稿)。

転職しても“会社員のまま”

 転職によって「キャリアアップ」「収入アップ」「将来性のある会社に入る」は本当に手に入るのでしょうか? 僕はかなりの確率でNOだと思います。

 それは一言でいえば、結局転職しても会社員のままだから。どんなに盤石な基盤のある会社に移ったとしても、その会社が潰れる可能性はゼロではありません。それに、他の「より条件のいい会社」に移っても結局、その会社のなかでしか通用しない人になる、というのはどの会社でも変わりません。

 加えて、「キャリアアップ」「収入アップ」を勝ち取るためには、「人よりも優れたスキル」「人よりもすごい経験」が必須だから。

転職による大きなリスクとは?

 こういった「誰にでもわかってもらえる派手なアピールポイント」を持たない人が、転職したとしても「今よりいい条件」が手に入る可能性は低いでしょう。

「転職で年収アップ」という広告も見たことがあるとは思いますが、『雇用の常識』(海老原嗣生・著)という書籍には、全年齢において転職を一度もしなかったケースが最も年収が高く、転職をすればするほど平均年収は下がる、というデータがあります。

 誰でも一度は考える「転職」は、「大きなリスク」があるのです。

アピールポイントがなくても自立する裏ワザ

 では、どんな働き方をすれば、個人としての「市場価値」が上がり、「キャリアアップ」も「収入アップ」もすべてかなえられるのか?

 これらをすべてかなえる最強の生存戦略、それが「地味な起業」です。

「起業」というと、「あらゆるリスクを覚悟した上で行う、一世一代の大勝負」みたいにとらえている人もいるかもしれません。皆さんがよく聞くこうした「起業」は、「すごい起業」。

「地味な起業」は、「すごい起業」とは正反対スタイルの働き方です。会社に勤めながらでもできるし、個人として独立するかたちでも、あるいはフリーランスとしてでも、誰でもすぐに実践できます。

地味な起業はスマホとPCがあればできる

「転職」あるいは「すごい起業」のように、「目立ったスキル」や「ビジョン」、「ビジネスモデル」が全部なくても、です。事業に着手するための「資金」もとくにいりません。スマホとPCだけあればOK。

 一言でいえば、「資料づくり、スケジューリング、打ち合わせ、プレゼン」といった、会社員が誰でも普段やっている「地味なスキル」で経済的に自立する世界一リスクの低い、超・安パイな働き方なのです。

<TEXT/田中祐一>

bizSPA!フレッシュ 編集部

最終更新:10/15(火) 8:45
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