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“未知の敵”タジキスタン、現地解説者が語る“最大の強み”とは? 「多くの選手が…」

10/15(火) 10:20配信

Football ZONE web

国内組の大半が“絶対王者”でプレーし、高練度のコンビネーションを誇る

 森保一監督率いる日本代表は15日、敵地でカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦(リパブリカン・セントラル・スタジアム)を迎える。日本ではなかなか知り得ないタジキスタン代表の情報について、前日練習の取材に訪れた現地テレビ局の解説者に聞いた。

【動画】W杯アジア2次予選「日本×モンゴル」(6-0)ハイライト

 日本代表は10日に行われたモンゴル戦で6-0の大勝を収め、15日の試合に向けてタジキスタン入り。試合会場となるリパブリカン・セントラル・スタジアムで12日から練習し、14日には前日練習で最終調整を行った。

 そこに日本代表の取材で訪れていたのが、タジキスタンのスポーツ専門チャンネル「VARZISH TV」の解説者を務めるギュルルズ・グルモフ氏だ。同氏にタジキスタン代表情報について尋ねると、2つの“強み”と言えるポイントを教えてくれた。

 第一に挙げられたのが、近年増加しているという“国外組”の存在だ。日本と同じように、優秀な選手は国内リーグを飛び出し、武者修行の日々を送っているという。その筆頭格が、ブルガリア1部ロコモティフ・プロヴディフで10番を背負うMFパルヴィジョン・ウマルバエフだ。その他にもアジア各国でプレーしている選手がおり、グルモフ氏は「MFがストロングなポジションだと思う」と見解を示している。

 もっとも、これはあくまで選手個々のレベルが高いポジションに過ぎない。チームとして持っている強みは、また別のところにあるという。グルモフ氏は次のように指摘する。

最大の強みは“1強リーグ”のメリット 「彼らは互いに補完しながらプレーできる」

「チームとして最大の強みとなると、多くの選手が同じイスティクロル・ドゥシャンベというクラブチームでプレーしていることじゃないかな。彼らは良いコンビネーションを築いているし、互いに補完しながらプレーできる。多くの年月をともにプレーしているからね」

 イスティクロルは国内リーグ6連覇中で、過去10年間で8回の優勝を誇る絶対王者。国内1強状態のリーグでは、代表選手の大半が同じチームから輩出されるというのは珍しいことではない。クラブで多くの時間をともに過ごし、熟成された連係を代表チームにも還元するという図式が、タジキスタン代表にも生まれている。

 欧州で活躍するプレーメーカーを中心とした中盤のクオリティーに自信を持ち、クラブでの連係をそのまま活かすことでチームの完成度も底上げされる。ここまでW杯予選2戦2勝の成績は偶然ではない。タジキスタンが油断ならない相手であることは間違いないだろう。

Football ZONE web編集部・片村光博 / Mitsuhiro Katamura

最終更新:10/15(火) 17:54
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