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“塩フリージング”Q&A 再冷凍してもいい?保存期間は?

10/16(水) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 実りの秋が到来し、旬の魚や野菜をついたくさん買いたくなる。そんな時は、「塩フリージング」がおすすめだ。冷凍する前に塩を使ってひと手間かけると、野菜や肉、魚などの食材がおいしく長く保存でき、調理が断然ラクになる。

 料理研究家で塩フリージング考案者の濱田美里さんはこう語る。

「そもそも、冷凍保存をすれば食材を長持ちさせられます。しかし、塩ゆでや塩もみをするなど、塩を食材に加えてから冷凍した方が、よりおいしく保存できるんです。少ない塩分でも、冷凍することで食材の内側まで下味がしっかりつくので、調理時に新しい下味を加える必要がなく、無理なく減塩できるのもメリットです」

 冷凍するにあたっては、ジッパー付き容器に入れたり、ラップで包んだりする。

 基本的に食材の重量に対して1%の塩を使うのだそう。興味津々の塩フリージングについて、濱田さんが疑問に答えた。

Q:保存容器やラップで保存してもいい?

A:塩フリージングでは、食材をできるだけ空気に触れさせずに冷凍することが大事。ラップに包んだだけ、保存容器に入れただけでは、空気が入りやすく、劣化が進みやすい。冷凍用保存袋に入れ、空気をしっかり抜いて冷凍すること。

Q:どんな塩を使ったらいい?

A:普通の食塩で構わないが、ミネラルや旨み成分が豊富な天然塩を使うと風味がアップ。冷凍中・解凍中に塩が食材の内部まで染みこんでいくので、塩の種類が出来上がりの味を左右する 。

Q:保存期間は?

A.長く冷凍するうちに食材が乾燥したり油脂が酸化し、食感や風味が落ちる。塩フリージングでは、そのような劣化を遅らせられるが、保存の目安は1か月。生で食べる場合は2週間で食べ切ろう。

Q:室温で解凍してもいい?

A:室温での自然解凍はおすすめできない。解凍は、なるべく低温でゆっくり行うのがベスト。冷蔵庫で解凍するか、氷水や流水につけるのが最適。急ぐ場合は電子レンジの解凍モードを使ってもOK。

Q:再冷凍してもいい?

A:解凍したものを再び冷凍するのはNG。解凍時に食材の細胞が壊れて、水分と一緒に旨み成分や栄養が流れ出てしまうので、風味が落ちてしまう。解凍したら早めに使い切るのが基本。

Q:賞味期限が近い食材を冷凍してもいい?

A:塩フリージングは、新鮮な食材を保存するのが大原則。賞味期限が迫った食材の冷凍は避けよう。余分な食材を保存したい場合は、買ってすぐ、調理する分だけ取り分け、残りを先に冷凍保存する。

※女性セブン2019年10月24日号

最終更新:10/16(水) 16:00
NEWS ポストセブン

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