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メルセデスの強さをリアルに感じたF1日本GP

10/16(水) 11:45配信

週プレNEWS

■メルセデスのダブルタイトルが確定


「ああああぁ......」。

10月13日に行なわれたF1日本グランプリ決勝のスタートからわずか十数秒、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)に詰めかけた9万人近い大観衆の悲鳴とため息が交錯した。

【画像】F1日本GP決勝の一日をカメラが追った

「ホンダの母国グランプリ制覇」という日本のファンの期待を一身に背負っていたレッドブル・ホンダの若きエース、マックス・フェルスタッペンは、スタート直後の2コーナーでフェラーリのシャルル・ルクレールと接触してコースアウト。5番グリッドから19位まで順位を下げただけでなく、マシンにも大きなダメージを受け、優勝争いから真っ先に脱落したのだ。





予想外の展開はこれだけではなかった。ポールポジションを獲得したフェラーリのセバスチャン・ベッテルと、チャンピオンシップを圧倒するメルセデスのルイス・ハミルトンもスタートで出遅れてしまう。主役が次々と順位を下げる中、4番グリッドの伏兵バルテリ・ボッタスが抜群のスタートを決め、トップに躍り出るのだ。

その後もボッタスは快調に飛ばし、ライバルを寄せ付けずにトップでチェッカーを受け、今季3勝目を挙げた。チームメイトのハミルトンは3位でフィニッシュし、これでメルセデスは鈴鹿でコンストラクターズタイトル6連覇を決めた。

また、この結果を受けてドライバーズ選手権のタイトル獲得の可能性はハミルトンとボッタスに絞られ、メルセデスのダブルタイトルも確定したことになる。ハミルトンは次回のメキシコ(決勝は10月27日)でボッタスに14ポイント差以上をつければ、通算6度目のチャンピオンに輝くことになる。

■山本尚貴がF1初ドライブで好タイム








また今年は、10月11日に行なわれた金曜日フリー走行1回目に、2018年の全日本スーパーフォーミュラ、SUPER GT(GT500クラス)のダブルタイトルを獲得した山本尚貴選手がトロロッソ・ホンダから出走。F1初ドライブでミスのない着実な走りを見せ、同チームのダニエル・クビアトからコンマ一秒落ちの好タイムを記録。日本のファンを大いに盛り上げた。

そして翌12日の土曜日に予定されていたフリー走行3回目と予選のセッションは台風19号の接近により中止され、予選と決勝は日曜日の1日で行なわれることになった。

土曜日のセッションがキャンセルされたことで、各チームともにプログラム通りにセットアップやタイヤの評価ができなくなった。しかも土曜日の雨で路面のゴムがすっかり流されたことで、タイヤのグリップや摩耗状況が読みづらい状況になってしまった。さらに、台風は過ぎ去ったものの、日曜日のサーキットには非常に強い風が吹いていた。

限られた時間の中、金曜日から激変したコンディションに、いかにマシンと戦略を合わせていくか......。そこが勝負のポイントになった。

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最終更新:10/16(水) 12:03
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