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「ハミルトン」が70年代のパイロットウォッチを完全復刻。約10万円のグッドプライスも見逃せない。

10/17(木) 6:02配信

Pen Online

1世紀にわたってパイロットウォッチを手がけてきたハミルトン。その歴史を語る上で欠かすことのできない「W10」モデルが完全復刻され、「カーキ パイロット パイオニア メカ」として登場した。手巻きの649ムーブメントを搭載した「W10」は、1973~76年に英国王立空軍に支給。第一線のトップパイロットたちが愛用したモデルとして知られており、時計ファン待望の復刻版といえる。

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英国の軍用官給品であることを示す「ブロードアロー」(矢印マーク)がないだけで、オリジナルを忠実に再現。なによりも、現代の腕時計を見慣れた目には小さく見える直径33mmのケースが往時を象徴している。ただし、このケースはステンレス・スチールをラグまで一体で切削・造形した厚みのあるワンピース。リューズも衝撃に強い埋め込み式で、100m防水。華奢なサイズに見えても、実はミリタリーらしい堅牢性・耐久性を備えている。

ダイヤルも、陽光を反射しないマットブラックをベースに、ホワイトのアラビア数字インデックスを組み合わせて優れた視認性を確保。赤茶けたラジウムカラーを再現した蓄光式夜光塗料を要所に施しており、エッジを丸くしたボックス型強化ミネラルクリスタル風防と合わせて、ヴィンテージな雰囲気もきっちりと味付けされている。

その一方で、ムーブメントは手巻きの最新キャリバー「H-50」を搭載。いまどき手巻きは面倒という人もいるかも知れないが、時計を動かしている実感が得られる機構だ。昔のモデルではあり得なかった約80時間のロングパワーなので、多忙でしばらく巻き忘れても元気に動き続けてくれる心強さも魅力。これだけの個性とスペックで税抜き10万円前後という価格は、グッドプライスというほかない。スーツの袖口にも控え目に収まるので、かつてのパイロットたちと同じく、バディ(相棒)として日常を共にしていただきたい。

サイズ的に物足りない人のために、ケース径41mmのクロノクォーツもスタンバイ。70年代の傑作ヘリテージモデルを、ふたつの対照的なサイズとムーブメントでリファインした新作だ。

文:笠木恵司

最終更新:10/17(木) 6:02
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