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【懐かしの東京モーターショー 11】1987年、三菱 HSRのテクノロジーは後のVR-4やランエボに繋がる

10/17(木) 12:12配信

Webモーターマガジン

晴海開催の最後、コンセプトカーの展示が増える

1954年、東京モーターショーの前身である「全日本自動車ショウ」が開催されてから、2019年で65年が過ぎた。そんな東京モーターショーの歩みを、当時のニューモデルやコンセプトカーなど、エポックメイキングなモデルを軸に紹介する。今回は、1987年の第27回ショーを振り返ってみたい。

【写真】三菱 HSR以外の展示車をもっと見る

晴海での開催がこれで最後となった1987年の第27回ショーは、国内メーカーが内需拡大に本腰を入れ、コンセプトカーの展示が一気に増えた。トヨタ FXV-II、日産 ARC-X、三菱 HSR、スバル F642など、電子制御の能力を高め、自動制御する提案が目を引いた一方で、日産 MID4やダイハツ TA-X80など、ミッドシップによる運動性能の追求を目指したものや、トヨタ AXV-II(のちのセラ)、日産 ジュード(のちのジューク)など市販を前提にした参考出品車が数多く登場したのも、この年の特徴だった。

三菱 HSR

21世紀に求められる高度な走りに応えるため開発されたアドバンスリサーチ車。オーガニックデザインでCd値=0.20を達成した先進のエアロフォルムに、295psの2L 4バルブDOHCターボエンジン、フルタイム4WD、4WS、4IS、4ABS、アクティブESCなどの新技術を統合したアクティブフットワークシステムを搭載する。前後に備えた油圧稼動のエアブレーキは300km/h以上からの制動に備えたものだ。走りの機能のすべてを支援するアクティブファンクション、ナビやモニタリングシステムを司るサービスファンクション、レーザーレーダー、リアビューカメラ、Gセンサーなどによる運転支援を行うサポートファンクションなどで構成されるOCRと呼ぶ電子制御も充実している。

トヨタ FXV-II

近未来の高性能スペシャリティカーに求められる機能を搭載した、1990年代の高性能2ドアクーペ。トヨタの新しいデザイントレンドを提唱するスーパースタビリティフォルムのボディに、ハイメカツインカム技術の結晶となる3.8LのV8 4バルブDOHCを搭載する。あらゆる路面状況や天候条件下で、シャシはより速く、より快適に、より安全に高次元のファン to ドライブを実現するため、電子制御されるアクティブエアサスペンション、アクティブ4WS、トルクスプリット式フルタイム4WD、トラクションコントロールを採用。令和の現代では普遍技術となったレーダーによるオートドライブや、車間距離制御、停車制御なども提案された。

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最終更新:10/17(木) 12:12
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