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ブラジル戦で見えたU-22日本代表の現在地 東京五輪へ向けて更なる進化を

10/17(木) 17:45配信

footballista

来年に東京五輪を控えるU-22日本代表は10月14日(月)、ブラジルのレシフェでU-22ブラジル代表と対戦し、2-3で勝利した。今年6月に行われたトゥーロン国際大会決勝の再戦となった一戦で日本代表が見せた成長、そして課題とは。

文 飯尾篤史

トゥーロン国際大会以来の再戦

 U-22日本代表にとって今回のU-22ブラジル戦は、リベンジマッチだった。

 今年6月に開催されたトゥーロン国際大会で決勝まで勝ち進んだ日本の前に立ちふさがったのが、他でもないブラジルだったのだ。アントニーに先制ゴールを許したものの、小川航基のゴールで追いついた日本は、PK戦の末、“未来のセレソン”に屈した。結果だけを見れば、善戦かもしれない。しかし、そこには実際にピッチに立った者にしかわからない差があった。その試合に3バックの一角として出場していた田中駿汰が振り返る。

 「PK戦までもつれたとはいえ、力の差はけっこう感じましたね」

 そんなブラジルが今回、4カ月前からパワーアップした陣容で日本を待ち受けていた。レアル・マドリーのロドリゴ、アタランタのイバニェス、アトレチコ・パラナエンセのブルーノ・ギマラエスといったトゥーロン国際大会に参加しなかった実力者をそろえてきたのだ。

 日本もトゥーロン国際大会に出場した陣容ではなく、同時期に開催されたコパ・アメリカに参加していた三好康児、中山雄太、大迫敬介、杉岡大暉、原輝綺、立田悠悟といった常連組を招集してブラジルに乗り込んだ。とはいえ、A代表に選出されている冨安健洋、堂安律、久保建英、板倉滉はもちろん、クラブ事情などで上田綺世、前田大然、安部裕葵らは招集していない。つまり、ブラジルの方がベストメンバーに近い陣容を整えてきたのだ。

 「ブラジルには欧州で活躍している選手が何人もいる。そういう相手に対して自分たちの現在地がどれくらいのものなのか、それを測るいい機会だと思います。トゥーロンの時よりも1mmでも成長したところを見せたいと思っています」

 決戦を前にそう語ったのは、A代表の指揮を執る森保一監督に代わってU-22日本代表を預かっている横内昭展監督代行だ。2017年12月のタイ遠征でチームが結成されて以来、35戦目となるゲームは、そんなシチュエーションで行なわれたのである。

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最終更新:10/17(木) 18:46
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