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【横浜】マルコス・ジュニオールが「だから必ず優勝できる」と言い切れる理由は?

10/17(木) 11:58配信

SOCCER DIGEST Web

大きなホワイトボードで日本語を勉強中

「サ・カ・タ・の・タ・ネ」

 トレーニングウェアにプリントされているオフィシャルパートナーのスポンサー名を読み上げる。「読めるけど、『サカタのタネ』が何かは分からない。それじゃあ意味がないか(笑)」と言って、マルコス・ジュニオール(以下、マルコス)は人懐っこい笑顔を浮かべる。

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 カタカナは目下勉強中だが、だいたい分かる。平仮名に関しては、読み書きはほぼ完璧だ。日本語を学ぶために、大きなホワイトボードを購入。時間を見つけては、そこに何度も書いて、独学で習得した。ヒアリングはまだ不十分だが、覚える単語は増えてきているという。

 自宅には、ホワイトボード以外にも、様々な治療器具や筋トレ用のアイテム、エアロバイクなどがある。すべてはサッカーのため。「サッカー以外、あまり興味がないと思います。あそこに行ってみたいとか、そういうリクエストも少ないですし」と教えてくれた木下伸二通訳に、マルコスの人柄について尋ねてみた。

「真面目ですよね、本当に。それに、純粋なサッカー少年だとも思います。小さい時に親元を離れて、地元から遠い場所で寮に入って、サッカー一途でやってきた。言うなれば、サッカーしかやってこなかった。サッカーのことばかり考えているなって、感じますね」

 今季から横浜F・マリノスの一員になったマルコスには、来日前にひとつの目標があった。ブラジル時代から続けているハードな練習と身体のケアを、日本でも継続させること。自宅にある治療器具その他は、そのためでもある。マルコスは言う。

「そういったことを怠らなければ、パフォーマンスは自然と上がってくると思っていました」
 
 その言葉通り、移籍1年目ながら、ここまで27試合に出場して13ゴール(28節終了時)と、マルコスは期待以上の活躍ぶりを披露している。チームにも難なくフィット。「最初からチームメイトが輪の中に入れてくれたというか、温かく迎えてくれたのは、チームにも戦術にも馴染むうえで、大事なことだったと思います」と感謝を口にする。

 もちろん、マルコスも努力した。熱心に日本語を学ぼうとする姿勢はもちろん、「普段からいろんな人と、何らかの形で自分からコミュニケーションを取ろうとしていました」(木下通訳)。そんな姿があったからこそ、快く受け入れられたのだろう。

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最終更新:10/17(木) 17:45
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