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今注目のエコファーについて知っておくべきこと

10/18(金) 23:10配信

ハーパーズ バザー・オンライン

近年、目にする機会が増えてきた、エコファーというキーワード。ふわふわのファーが「エコ」ってどういうこと?エコファーとフェイクファーは違うの?そんなエコファーについての気になる疑問について調査してみた。

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エコファーとフェイクファーって別物?

エコファーと聞いて、これまでによく使われていたフェイクファーを連想する人も多いのでは? その予想通り、エコファーとフェイクファーは同義。つまり、リアルファーのように動物の毛皮を使用しているのではなく、アクリルなどの化学繊維でできたファーである、ということ。これまでの「フェイク」に代わる「エコ」は「ecology」、つまり地球環境に優しいことを表現しており、毛皮を採取するために動物たちが犠牲になることがないということ。そのため、動物愛護の観点から支持を集めており、近年注目を集めるサステナブルの観点からも、エコファーの需要が拡大している。

なお、「フェイク」がネガティブな意味合いをもつことも、「エコ」が使われるようになってきている理由のひとつ。これは、フェイクレザーがベジタリアンレザーやシンセティックレザーと呼ばれる機会が増えていることにも共通している。

ラグジュアリーブランドの「ファーフリー宣言」

前述のように、世界的に需要が拡大しているエコファー。この流れに拍車をかけているのが、ラグジュアリーブランドによる「ファーフリー宣言」だ。プラダ、グッチ、アルマーニ、バーバリーなど、高級素材を多用してきたラグジュアリーブランドが、リアルファーの代替素材として、エコファーやウールなどを使用することを宣言したことにより、リアルファーを使用しない方向にファッション業界全体がシフトしつつある。

なかでも、早い段階からエコファーを製品に取り入れてきたラグジュアリーブランドのひとつが、ステラ マッカートニー。厳格なベジタリアンであるデザイナーのステラ・マッカートニーは、自身のブランドには、リアルファーは元よりリアルレザーも一切使用しないことで知られる。その根底にあるのはエシカルファッションの精神であり、この流れが多くのラグジュアリーブランドへ波及していったと言える。

エコファーならではの魅力とは?

本物の毛皮ではなく、化学繊維が用いられているエコファー。そのため、自然界にはない鮮やかで発色の良いカラーの表現や、大量生産によるアクセシブルな価格を実現している。また、製造技術の進歩により質感もリアルファーと遜色がなくなり、お手入れが簡単で、耐久性も高いといったメリットもある。

おしゃれセレブやラグジュアリーブランドも注目し、年々その人気が高まっているエコファー。リアルファーにはないカラフルな色合いを楽しめ、お手入れも簡単な素材というのも、エコファーに挑戦しやすいポイント。秋冬ファッションのコーディネートにはぜひエコファーアイテムを取り入れて、ワンランク上のおしゃれを楽しんでみて。

最終更新:10/18(金) 23:10
ハーパーズ バザー・オンライン

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