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NBAにありBリーグにないプレー。ジャパンゲームズで見えた差とは。

10/18(金) 7:01配信

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 2003年以来の開催となったNBAジャパンゲームズは、昨シーズンの王者トロント・ラプターズとウエストの強豪ヒューストン・ロケッツが対戦となった。

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 第1戦の前に記者会見を行ったNBAのアダム・シルバーコミッショナーは、ジャパンゲームズの実現に「素晴らしいパートナーが必要でした」と楽天の三木谷浩史社長への感謝の言葉を述べるとともに、「長期間のギャッブがあったことを私は残念に思っています。ここでプレーしたのは16年前でしたけど、ついに戻ってきました」と続けた。

 10月8日の第1戦、10日の第2戦ともに2万413人(ボックススコアに記載された観客数)が駆けつけ、プレシーズンゲームとはいえ第4クォーター終盤までもつれる好ゲームになったことで大いに盛り上がった。

 ロケッツのMVP受賞者コンビのジェームズ・ハーデンとラッセル・ウェストブルックは、ともに万全とは言えないコンディションながらも、日本のファンを魅了するプレーを何度も披露。

 ラプターズも司令塔でオールスターのカイル・ラウリーが欠場したものの、パスカル・シアカムがオールラウンダーとしてチームの中心選手へ飛躍しそうなパフォーマンスを見せていた。

NBAでプレーする日本人選手も増えた。

 今回のジャパンゲームズは、関東に本拠地を置くBリーグの選手たちも現地で観戦していた。

 八村塁のワシントン・ウィザーズ入団、渡邊雄太はメンフィス・グリズリーズで2年目を迎え、Bリーグ初の選手として馬場雄大もダラス・マーベリックスでプレシーズンゲームに出場している。

 身近な存在が世界最高レベルのバスケットボールを体感している今、NBAとBリーグが採用しているFIBAルールの間に違いがあるとはいえ、彼らが今後の試合で取り入れるに値するプレーが幾つかあった。

シュートを打つためのコンタクト。

 オフェンスの参考例で代表的なものとしては、ゴールへアタックした際にディフェンスをかわすプレーの少なさだ。

 第1戦の第4クォーター開始早々の11分53秒、ラプターズのテレンス・デイビスがダンクを叩き込んだシーンは、アグレッシブにフィニッシュすることの重要さを象徴していた。

 日本人選手の多くは、デイビスのような高い身体能力を持ち合わせていない。しかし、ダンク前のジャンプでディフェンダーにコンタクトし、ブロックショットをしにくい状況を作り出していた。

 他の選手もゴールへアタックする際のフィニッシュ、シューターへのキックアウトは、コンタクトすることが当たり前。

 フィニッシュかパスかで迷いがあると、ブロックショットの餌食、ボールを弾かれるディフレクション、ターンオーバーといった結末になることがしばしば見られた。

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最終更新:10/18(金) 11:36
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