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眠っている間に大腸がんを予防 変わるがん検診

10/19(土) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 世界有数の長寿国といわれる日本だが、乳がんや大腸がんなどは、欧米諸国では死亡率が下がっている一方、日本では上昇。現在、先進国でがん患者が増加しているのは日本だけだといわれている。もちろん、長生きするほどがん罹患率が上昇することも大きな要因ではあるが、医療関係者の間で問題視されているのが日本人の「検診率の低さ」だ。がん検診を受ける人が少ないがゆえに、がんの死亡率が高いというのだ。

【別写真】小さい!のみ込むだけで画像撮影が可能なカプセル内視鏡

◆20分間眠っている間に大腸がんの9割を予防

  女性のがんで、罹患率の高い乳がんを上回り、死亡率のトップになるのが大腸がんだ。とよしま内視鏡クリニック院長の豊島治さんは嘆く。

「米国や英国で大腸がん患者や死亡率が減少している理由は、内視鏡検査が公共の検診に含まれているからです。日本では便潜血検査しかありません。今や大腸がんは、内視鏡検査を受ける人が少ない日本人に多い病気になってしまいました」

 大腸がんは、腫瘍性ポリープを放置したことで転じる病気だが、内視鏡による検診を受ければ、その場でポリープの切除が可能だ。一方、便潜血検査では、がんになってからでなければわからないため、がんを予防するのは難しい。

 しかし、検診のメリットの大きさがわかっても、肛門から内視鏡を挿入するその検査方法に、「痛そう」「恥ずかしい」と逃げ腰になる人は多いだろう。

「当院では、麻酔薬を用いた鎮静下検査を行っています。検査は20~30分程度で、ぐっすり眠ってしまう人もいます。大腸がん予備軍ともいえる良性のポリープ(腫瘍)がどれくらいの女性に見つかるかというと、40代で37%、50代で45%、60代で56%にも上ります。内視鏡検査時に切除しておけば、大腸がんは8~9割予防が可能です」(豊島さん)

 検査準備のための下剤をのむことに苦労したり、吐き気や頭痛などの副作用を起こす人も少なからずいるが、豊島さんのクリニックでは女性の受診者も多いという。眠っている間に終われば、恥ずかしいと感じることもないだろう。

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最終更新:10/19(土) 16:00
NEWS ポストセブン

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