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「冨安がボローニャで幸運だったのは…」元セリエA戦士が日本代表DFを称賛!

10/19(土) 6:31配信

SOCCER DIGEST Web

「偽の右SB」として戦術的に重要な役割を担う

 新シーズンからセリエAのボローニャに加入したのが、日本代表DFの冨安健洋だ。

 冨安は開幕から7試合連続でフル出場と最高のスタート。基本形が4-2-3-1ながら攻撃時は3-2-4-1、守備時は4-4-1-1(4-1-4-1)に配置が変わる可変システムにあって、ビルドアップ時には3バックの一角を担ってレジスタ機能を担い、守備の局面ではSBとして敵ウイングと対峙する、「偽の右SB」として非常に重要な役割を担っている。

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 カルチョの国を知る元DFには、その姿はどう映っているのか。10月18日、ミランアカデミー東京でテクニカルディレクターを務めるマヌエル・ベッレーリに話を聞いた。

 現在42歳のベッレーリは、4部リーグのルメッザーネでプロデビューし、その後はセリエAのエンポリ、ウディネーゼ、ラツィオ、アタランタ、ボローニャ、レッチェなどで活躍。中田英寿や中村俊輔とも対戦した経験を持つ。

 12年の引退後は指導者ライセンスを取得し、3年前からミランアカデミー東京のテクニカルディレクターに。今秋からはミランオフィシャルファンクラブジャポネーゼの会長も務める。

 日本に在住しながらもセリエAのウォッチは続けているというベッレーリは、冨安についてこう語った。

「まず冨安は、ボローニャでシニシャ・ミハイロビッチという素晴らしい監督に出会えたことが幸運だったと思う。ミハイロビッチは選手に戦術を教え込むのが上手いからね」

 ミハイロビッチ監督は今夏に白血病を患うも、治療を続けながらチームを指揮。その指導が冨安にとって幸運だったとしたベッレーリは、さらにこう続けた。

「海外からきた外国人選手がすぐにセリエAに適応し、スタメンに定着するケースはすごく珍しいよね。素晴らしいことだ。ディフェンダーとしてはテクニックに優れているし、戦術的な柔軟性もある。もうティフォ―ジ(サポーター)と監督の信頼を完全に掴んでいると思うな」

 日本代表の一員として出場した10月10日のモンゴル戦(ワールドカップ2次予選)で左腿を痛めた冨安は、残念ながら11月中旬まで戦線離脱の予定だが、復帰後は再びボローニャの主力としての活躍が期待される。

取材・文:白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

最終更新:10/19(土) 6:31
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