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〈試乗インプレッション〉BMW「F 850 GS」

10/19(土) 11:50配信

webオートバイ

ガンガン使って楽しめる魅力満載のミドルGS

F850GSはエンジンもフレームも新設計されたニューモデル。新開発の270度クランク853ccエンジンを搭載し、フレームも変形モノコック構造の、ツインビームを形成するダイヤモンドタイプとするなどフルモデルチェンジを受けて登場。

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このF850は、スポークホイールとフロント21インチのタイヤを装備。

ESA(セミアクティブタイプではなくプリセッティングタイプ)搭載のトラベル量の多いサスも採用している。

見てのとおり、オフ指向の強いアドベンチャースポーツで、ライバルはアフリカツインあたりになる機種だ。

先代のF800GSより10kgほど重くなったが、パワーは10馬力アップの95馬力。少し前のR1150GSや空冷のR1200GSに近いパワーだ。

排気量増大に伴い、トルクも太っているからなのか、むしろひとまわり身軽になったかのような印象を受ける。

今回のESAには「ダイナミック」と「ロード」モードがあり、加えて乗車人数、積載の違いもセレクト可能。さらにABSやトラコンの介入度まで含めてパッケージで変わる「ライディングモード」が4種類も用意されている。

ライディングアシストはほぼ最高レベルの充実ぶりである。

もともとF800GSの時から大型車とは思えない走破性が自慢だったが、トルクの増大や足回りのグレードアップで、新型は格段にそれが向上している。

「エンデューロ」モードで、かなり荒れ気味のダートまで試したが、サスが底付きすることはほぼなかったし、ガレ場を低速で走っても、しなやかな足回りで、ビックリするほど走りやすい。

感覚としては、R1200GSのような大型アドベンチャーでやってみたかったことを、誰でも気軽に実現させてくれるような、使い勝手のいい万能アドベンチャー。

ガンガン振り回してみたかった山道や、狭い田舎道を交えた「冒険ツーリング」で、1200を手足のように操るには体格やテクがいるが、コイツは回せばそれに近い馬力もあるし身軽なので、要求されるライディングスキルの「敷居」がとにかく低い。これが魅力なのだ。

フロントタイヤのサイズが細いので、標準タイヤはオンのウェット路面にあるペイントなどで滑りやすかったが、それだけ注意すれぱ、どこでも快適に走る。

高速巡航はパワーと低振動、乗り心地の良さが強い味方。

峠道でもステップを擦るまで楽しめる。使ってナンボの実用的「GS」だ。

最終更新:10/19(土) 11:50
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