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知っておいて損はない映画『ジョーカー』攻略のトリビア。

10/19(土) 21:31配信

VOGUE JAPAN

日米同時公開された『ジョーカー』は世界中で記録的な興行収入を達成しているだけでなく、ホアキン・フェニックスの怪演ぶりからアカデミー賞主演男優賞の最有力との呼び声も高い。もう鑑賞した人にも、これからの人にも、知っておいて損はないジョーカー攻略のトリビアをD姐がレビューとともに紹介する。

2012年の『ダークナイト ライジング』の上映中の劇場で銃乱射事件が起こったことから、『ジョーカー』は公開に先駆けてアメリカでFBIや米軍が上映中の銃乱射などを警戒するようにという異例のお達しが内部で行われていたことが明らかになり、公開前から”全米を震撼”させていた。

だが、蓋を開けてみれば18歳未満は保護者の同伴が必要といういわゆるR指定にもかかわらず、10月公開映画の史上最高興行成績となる9600万ドル(105億円)という記録的大ヒット、翌週も5580万ドル(60億円)を超えて2週連続の全米1位となった。厳戒態勢ムードのなか実際に問題になったのは、上映中に大声で笑い出しバイオレンスシーンで過度に騒ぎ出した観客3人がニューヨークとシカゴで警察沙汰になり、LA近郊の映画館で「犯行予告」があったとして上映が中止になっただけにとどまった。

2週目も動員数を予想以上の高い水準でキープしたのは、事前の物騒なニュースへの懸念で公開週を避けた観客が安心して劇場に足を運んだことのほかに、2度目・3度目の鑑賞をするリピーターが多く、すでにヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞して「今年1番の最高傑作(マスターピース)」と呼ばれる完成度の高さで、社会現象的人気を得ているのだ。

当たり前すぎて申し訳ないが、とにかくジョーカーことアーサー・フレックを演じるホアキン・フェニックスが素晴らしい。凄い作品だとは聞いて相当覚悟していたが、ここまで素晴らしいとは思わなかった。すでに3度のアカデミー賞ノミネートを受けているホアキンの演技力が、23kgの減量で全くの別人格としてさらに研ぎ澄まされ、誰も観たことのないジョーカーとして降臨した。

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最終更新:10/19(土) 21:31
VOGUE JAPAN

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