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西武次期監督・松井稼頭央を悩ませる不肖の父が今度は「飛騨牛詐欺」

10/19(土) 8:02配信

デイリー新潮

 いつまでもあると思うな親とカネ――とはよく言ったものだが、いつまで経っても親の金銭トラブルに頭を抱えるのは、西武ライオンズの松井稼頭央・2軍監督(43)。またぞろ“不肖”の父親の「詐欺」が発覚し、リーグ連覇の余韻に浸ることもできないようで。

 憤りを隠せないのは食肉卸業を営む男性だ。

「彼のやったことは間違いなく“詐欺”です。いまとなっては“息子”の名前を信頼してしまったことが悔やまれますよ。一緒に食事をした時も、彼は“息子”のサイン入りのバットを見せびらかしていました」

 この社長の言う“息子”とは松井2軍監督に他ならない。そして、問題は彼の父親・勇次氏である。

 昨季で現役生活にピリオドを打った日本を代表する遊撃手は、引退直後から西武の2軍監督を任されている。しかも、

「球団は松井を買っていて、次期1軍監督の最有力候補に考えています。辻発彦監督の契約は来季で切れるため、その後釜となる可能性は高い」(スポーツ紙記者)

 そんな順風満帆の「第二の人生」に水を差しかねないのが、過去にも借金問題や自己破産が取り沙汰された父親による、新たな金銭トラブルなのだ。

 先の社長が振り返る。

「私が松井勇次と出会ったのは6年前。個人で食肉卸をしている人物だと紹介されたのです。当時から“僕は松井稼頭央の父親なんですよ”と公言していましたね。まもなく月に2回ほど食事をする間柄になりましたが、一昨年7月に問題が起きた。発端は、彼が“3500万円分の飛騨牛を仕入れて卸し先も決まっている。10日後に利益の595万円を支払うので、明日までに清算してほしい”と持ちかけてきたことでした」

「息子に借りた」

 この時、勇次氏は仕入れ伝票や注文書などを揃えてきたという。

「いま思えば偽造だったのですが、すっかり信用して3500万円を渡してしまった。その日から、彼は銀座のクラブで豪遊するようになりました」

 しかし、「10日後」になっても一向にカネは振り込まれない。疑惑は深まったが勇次氏と連絡が取れなくなり、ようやく話し合いの場が設けられたのは昨年8月半ばのことだった。

「そこで、この仕入れ話が全くのウソだと分かった。しかも、私がかつて勤めていた会社が融資した、550万円を着服していたことも認めた。その場で、着服した金と飛騨牛の仕入れ金、利益を合わせて4645万円を8月末までに返済する契約書を作りました」

 だが、結局はこの約束も反故にされ、挙句に本人は雲隠れしてしまう。

 その後、どうにか携帯が繋がると勇次氏は社長にこう告げたという。

「“稼頭央に頼んで返済の目途がつきました。ひとまず息子に借りた1千万円を渡します”と。息子が肩代わりするのであればと納得して、指定された日に三菱UFJ銀行の小金井支店まで足を運びました。ところが、その直前になって“対応できません”というショートメールが届きまして……。現在は完全に音信不通の状態です」

 西武第二球場での練習の合間に、父親の「詐欺」について松井監督に問うと、

「知らないです」

 と語るのみ。電車での帰途、再び声をかけると、

「全く知らないんです。連絡も取っていませんから」

 先の社長の弁護士は、

「詐欺や着服については本人も認めているため、民事訴訟や刑事告訴に向けていつでも動ける状態です。あくまでも勇次さんのトラブルなので稼頭央さんの責任を問うことは難しいですが、球団を通じて返済交渉をすることは考えられます」

 親子は断絶状態のようで、松井監督には気の毒という他ない。CSで敗退したいま、「次期監督」だけは今後のチーム構想ではなく、父親の行状に頭を悩ませている。

 今後、新たな「被害者」が出なければいいが……。

「週刊新潮」2019年10月17日号 掲載

新潮社

最終更新:10/19(土) 10:54
デイリー新潮

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