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きっかけは「ベントウ」? 日本人女性が手掛けるNY発D2Cブランド急成長の理由

10/19(土) 11:00配信

WWD JAPAN.com

ワーキングウーマン向けのアパレルD2Cブランド「エムエムラフルアー(M.M. LAFLEUR)」は、2013年にニューヨークで設立された。同ブランドを率いるのは金融業界出身のラフルアー宮澤沙羅・最高経営責任者(CEO)と、NYのデザイナーズブランドで経験を積んだ中村美也子チーフ クリエイティブ オフィサー(CCO)だ。日本素材を使用した機能性や幅広いサイズ展開、忙しい女性のためのライフスタイルに即したサービス提供などで、NYのキャリアウーマンたちの心をつかんでいる。10月には官民ファンドのクールジャパン機構から20億円の資金を調達したと発表した。「女性の尊重なくして会社は成り立たない」と語る2人に、ブランドの設立から今後までを聞いた。

【画像】きっかけは「ベントウ」? 日本人女性が手掛けるNY発D2Cブランド急成長の理由

WWD:ブランド立ち上げの経緯は?

ラフルアー宮澤沙羅CEO(以下、宮澤):私はもともと金融業界で働いていたのですが、ビジネスウーマン向けの服を探すのが難しく、あったとしても質があまり良くないという悩みがありました。母がかつて森英恵先生のところで働いていたこともあり、“いい服”がどのように作られているのかも教わっていました。その目線で見ると、当時のキャリア服はありえないと感じていて。だからブランドを始めようと決意しました。私にはアパレルの経験がなかったので、誰かリュクスの世界で働いている人と組みたいと考え、NYのヘッドハンターを通じて(中村)美也子と出会いました。

WWD:中村CCOは宮澤CEOに出会い、どのように感じた?

中村美也子CCO(以下、中村):率直に、この人がやりたいことって面白いなと思いました。あと、沙羅が考えていたプロジェクトは、ターゲットが非常に明確だったんですよね。私はNYのデザイナーズブランドで働いていたのですが「なぜ、こんなにも着ている人の顔が見えないんだろう?」と疑問に思っていました。その疑問を沙羅のプロジェクトが解消できるのではないかと。実際にプロジェクトが始まってすぐに沙羅の友人を紹介され、彼女たちがどういった服が欲しいかを“教育”されました。それまではオフィスで働く女性がどういう条件や気持ちで服を探しているのか全く知らなかったので、作り方や観点を変え、最初の商品を作りました。

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最終更新:10/19(土) 11:00
WWD JAPAN.com

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