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ブルース・スプリングスティーンをお手本に、黒いドレスシャツの着こなし方を学ぶ

10/20(日) 19:40配信

エスクァイア

「エスクァイア」US版のスタイルディレクターを務めるジョナサン・エヴァンズ氏が、黒いドレスシャツのスタイリングについて語ってくれました。参考すべきは、ブルース・スプリングスティーンの着こなしとのことです。

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 黒のジャケットの下に、黒のシャツを着こなしたブルース・スプリングスティーンの写真を初めて見せられたとき、私(「エスクァイア」US版のスタイルディレクターを務めるジョナサン・エヴァンズ氏)はある質問を受けました。

 その質問とは…「ブルースの黒のドレスシャツとジーンズを合わせた着こなしは、お手本すべきものなのでしょうか?」という内容でした。その質問に対する答えは、もちろん「イエス」です。

 ご覧のとおりブルースは、インナーには黒のドレスシャツを着て、ボトムスはジーンズでコーディネートしています。この着こなしこそ、我々がお手本とすべき着こなし方と言っていいでしょう。しかし、それでは何の答えにもなっていないかもしれません。もう少々詳しく知りたい方も少なくないでしょう。

 例えば黒のシャツでも、その素材がきめ細かな平織りのポプリン(アメリカではブロード)ですと、私自身、極めて不安な思いを抱くものですから…。なので実際には、声高に「ブルースのこの着こなしをブラックシャツの着こなしのお手本にすべき!」とは言えません。では、この組み合わせを上手に着こなすための正しいやり方は、はたしてあるのでしょうか? 
 
 私としては、「未だによくわからない」としか言いようがありません。そう簡単にはすまないアイテムです。どちらかと言えば、失敗する可能性のほうが高い…と、私自身は考えているのです。

 黒のドレスシャツを着こなすとき、マイナスの印象をもらたらす落とし穴がいくつも存在している…と私は考えています。具体的に言えば…、きめ細かな平織りのポプリン素材の場合素材に関しては、あまり光沢感があるものは避けましょう」や「『俺ってクールな男だぜ!』と言うがごとく、一生懸命さを全面に出した着こなしはすべきではない」といった感じになります。逆に「ドレスアップなどしたくない」といった、わざとらしい無頓着さが全面に出しているかのように感じとられる可能性も高くなのでは…という強迫観念にとらわれるのです。

 ちょっと間違えれば、つまらない黒の壁のような存在にもなってしまいます。特にブラックのスーツと一緒にブラックづくしでコーディネートすれば、その可能性は大となるでしょう…。

 そこでお手本とすべき存在となるのが、ブルース・スプリングスティーンの着こなしです。彼のブラックシャツの着こなしは、その魅力を大いに機能させています。シャツには光沢がありますが、それをジャケットで上手にバランスよく隠しているところが実にテクニシャンです。

 これに関して、「彼がブルース・スプリングスティーンだから、何着てもカッコいいさ」と言う方も少なくないでしょう。それは正しい意見であり、反論する余地もありません。ですが、その着こなしからは、彼自身の着こなしに対する配慮も強く感じられるのです。

 もしこの出で立ちで別のシャツを合わせていれば、私はもっと好きになるのでしょうか? その答えは…おそらく、好きになることでしょう! ですが、それでは“The BOSS”ことブルースではなくなってしまうとも言えますので…。

 それはともかく、もし皆さんが黒いドレスシャツをジーンズと合わせるとなったら、このThe BOSSのスタイリングを参考にしてみてはいかがでしょうか。

最終更新:10/20(日) 19:40
エスクァイア

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