ここから本文です

EQCに乗って分かる、EVでも変わらないメルセデスの哲学

10/20(日) 21:44配信

GQ JAPAN

EQというサブブランドを誕生させ、電動化にひときわ力を入れているメルセデス・ベンツ。EQ HOUSEのように単にEVやPHEVを増やすのではなく、ブランディングの一つとして電気というエネルギーに力を入れている。そんなメルセデスが今年7月に新型EV、EQCを発売した。EQの名を関するSUVとあり、注目度も高い本モデルをレビューする。

【写真を見る】EVになったGLCはなにが変わった?

GLCがEVになって生まれ変わった

「フィールを味わうことができます。メルセデスのことをよくご存知の方であれば、 EVであってもウェルカムホーム(我が家に帰ってきたよう)な感覚を得ることができると思います。またEVであることの大きなメリットのひとつに静粛性の高さがあります。それはSクラスにも比肩するほどに快適性を最大化します。もちろんスポーティさも忘れてはいません」

日本での発表会の際に来日していた開発責任者のミヒャエル・ケルツ氏に、EQCの特長について尋ねるとこのように答えた。ケルツ氏は、EQCと同時にEクラス、CLS、Cクラス、GLC、という基幹モデルすべての開発責任者を務める、メルセデス一筋32年のダイムラーを代表するエンジニアだ。その人がそういうのだから、いやが上にも期待が高まる。

EQCは、GLCのプラットフォームをベースに、前後軸の位置にそれぞれモーターなどの電動モジュールを、床下に80kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載する。後席足元にはセンタートンネルが残っているが、ここにケーブル類などを通してあるという。多少スペースは削られるが、ボディ剛性を増す効果がある。ボディサイズは全長4770×全幅1925×全高1625mmと、新型GLCの3サイズが4658×1890×1644mmだからほとんど変わらない。ホイールベースも2873mmと共通だ。

エクステリアデザインはヘッドライトとグリルとバンパーなどを一体化したスムーズなもの。先日フランクフルトショーで発表されたコンセプトカーの「EQS」などにも同じデザイン手法が用いられており、これからのEQシリーズの特徴といえそうだ。内燃エンジンモデルと同様にオプションでAMGラインパッケージが用意されており、前後バンパーやリアディフューザーの形状がよりスポーティなものになる。

インテリアは新型Aクラスと同様の最新のデザインを踏襲する。メーターナセルを省き、10.25インチのディスプレイを2つ組みあわせてガラスで覆いダッシュボード中央に配置。鍵のかたちをしたローズゴールドのエアコンアウトレットがEQ専用のアイテムとなっている。

1/2ページ

最終更新:10/20(日) 21:44
GQ JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事