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川平慈英、父に学ぶ“寛容”の精神が主演舞台にも影響「俺がちっちゃかったな」

10/20(日) 17:00配信

週刊女性PRIME

 2017年の2月、東京の日生劇場は感動に包まれていた。ティム・バートン監督で映画化された『ビッグ・フィッシュ』のミュージカル版が、観客の心を満たしていたのだ。

【写真】優しさに満ちた柔らかい笑みを浮かべる川平さん

 多くの観客に愛されたこの作品が、この秋、劇場をシアタークリエに移して再演される。主演を務めるのは、もちろんこの人、川平慈英さん。

慈英さんにピッタリ

「いやー、うれしいですね。僕はいままでに100本以上の作品に出てきましたが、これはまさに勲章みたいな作品です。キャストが12人とダウンサイジングで新しいものになるんですけど、メインキャストは変わらず。

 しかも、初演に携わったみなさんが“この作品はなんとしてももう1度、お客様に届けなければいけない”と言ってくださった。ありがたいし、その熱意に応えなきゃ、って思いますよ。ただ、このハードすぎる公演スケジュールをなんとかしてくれー(笑)」

 川平さんが演じるのは、自分の人生を大げさに膨らませ、物語をでっちあげて語りたがるエドワード。若き日々から晩年まで、彼が語って聞かせる波瀾万丈の人生と、ホラ話ばかりするエドワードを理解できず、許せない息子ウィルとの確執が交互に描かれていく。

 人が大好きで楽しませ上手、チャーミングなエドワードは、共演者も演出家も「演じる必要がないんじゃないかと思うほど、慈英さんにピッタリ!」と口をそろえて言うほど。

 でも川平さん自身は「そうかな? 自分ではあまりそういう意識はないんですよ」と言う。

「ただ、あまり演じているという感覚がなかったので、舞台の上ではエドワードとして生きられたんだろうな。エドワードって、人が好きなんですよね。人の懐にすぐ飛び込んでいって、その人と自分が一緒になってお互いを倍加させていくような、お互いに与え合い、分け合うみたいな生き方なんです。それで人生がカラフルになって、よりハッピーになる。

 そういう、うまい術……というんじゃないな、持って生まれた天性みたいなものがあるんでしょうね。映画版のアルバート・フィニーさんも、“この人と一緒に旅したいなぁ”と思わせるんですよ! 僕もそう感じてもらえたら最高ですね」

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最終更新:10/24(木) 12:39
週刊女性PRIME

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