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【ラグビーW杯】引退アイルランド主将、両軍の粋な一人花道に感激 代表キャリア終焉は「本当に悲しい」

10/20(日) 6:13配信

THE ANSWER

試合後、両軍選手がベストのために花道を作る演出を披露

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は19日、準々決勝を迎え、東京スタジアムでは世界ランク1位ニュージーランドが同4位アイルランドを46-14で撃破。3連覇へ4強入りを決めた。26日の準決勝(横浜国際総合競技場)ではイングランドと対戦する。試合後、今大会限りで代表引退するアイルランド主将のHOロリー・ベストへ向け、両軍選手が一人のために花道を作って称える粋な演出を披露。ラグビーに別れを告げる37歳は引退について「本当に悲しい」と胸中を吐露した。

【動画】「感動的」「涙出た」と感動の嵐! 両軍選手の間をたった一人で…引退のアイルランド主将のために作った“一人花道”の実際のシーン

 もう、緑のジャージを着ることはない。そんな男に特別な瞬間が訪れた。試合後のピッチ上。両軍の選手が両サイドに分かれて並び、列を作る。そこに迎え入れられたのはベストだった。今大会限りで代表引退を表明していた37歳。すなわち、敗れたこの試合が最終戦となった。勝者のニュージーランドより先に花道を通る。両軍の選手は拍手で迎え、ベストは感激の面持ちで過ぎていく。

 一人のために勝者と敗者が立場を越えた感動のシーン。大会公式ツイッターも動画付きで名場面を共有していた。ベストは世界的フッカーとして知られ、代表通算124キャップを誇る。この日も先発出場し、後半22分に退くまで体を張って奮闘。途中交代の際にはベンチから総立ちで迎えられていた。ただ、実際に敗れると込み上げるものがあった。

 会見に登壇したベストは「今は疲れています。悲しいです」と胸中を吐露。ジョー(・シュミットHC)が言ったように、何が起きているかに対して集中する必要がある。ロッカールームは本当に静かでした。大男が涙を流していました。身も心も捧げた大会ではこういうことになる。時間が経てば振り返ることもできる。今はがっかりしている」と落胆を隠さなかった。

 その上で、代表キャリア終焉について「これからは緑のジャージーはサポーターとしてしか着ることがないと考えると、本当に悲しいです」と思いを述べた。長年にわたり、欧州強豪の最前線で体を張ったベテランは静かに母国のユニホームを脱いだ。

THE ANSWER編集部

最終更新:10/20(日) 7:51
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