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【ラグビーW杯】ウェールズが劇的4強! 残り5分でフランス逆転、1点差勝ち 日本―南アの勝者と激突へ

10/20(日) 18:09配信

THE ANSWER

準々決勝ウェールズ―フランス

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は20日、大分スポーツ公園総合競技場で準々決勝が行われ、世界ランク3位・ウェールズが同8位・フランスを20-19で下し、4強入りを決めた。ウェールズは4位だった2011年以来の4強入り。3度の準優勝を誇るフランスは、11年以来の準決勝進出を逃した。

【動画】海外ファン唖然! 会場から大ブーイング、密集の中でまさか…一発退場となったバハマヒナの“顔面肘打ち”の実際の瞬間

 序盤からフランスが主導権を握った。前半5分、敵陣残り約10メートルの右ラインアウトからボールを運び、残り1メートルの攻防へ。最後はラックからLOセバスティアン・バハマヒナが先制トライを決めた。さらに直後の8分にもFLシャルル・オリボンが抜け出してゴール中央へのトライで12-0とした。

 ウェールズも12分、味方のタックルで相手がこぼしたボールをFLアーロン・ウェーンライトが拾い、不意を突かれたフランス防御の間を独走。トライで反撃の狼煙を上げると、20分にはSOダン・ビガーがペナルティゴールを獲得して10-12まで詰め寄った。しかし、相手のハイタックルによるシンビン(10分間の退場)で数的優位を得たフランスは、敵陣の中央残り10メートルから左に展開し、CTBビリミ・バカタワが左中間にトライ。コンバージョンも決めて19-10と突き放し、前半を終えた。

 番狂わせを狙うフランスだったが、後半に歯車を狂わせるプレーが生まれた。9分だ。モールの中で両軍に挟まれたバハマヒナが身動きを取れず、抜け出そうにも相手選手が邪魔なのかどうにもできない。すると、相手選手の顔面に右腕を絡ませ、その後に強烈な肘打ちをくらわせた。場内でリプレーが流れると、観衆から大ブーイング。ビデオ判定の末、一発レッドで退場となり、バハマヒナは頭を抱えてフィールドを去った。

 フランスの痛恨のプレーで、ウェールズは1人優位な状況。14分にペナルティゴールで13-19と詰め寄ったが、ノックオンなどミスが続いて攻め手を欠き、数的優位を生かせない。しかし、34分に敵陣残り5メートルまで迫ると、密集から渾身のトライ。1点差に迫り、35分にコンバージョンを決めて20-19と逆転に成功した。

 D組1位のウェールズはジョージア、オーストラリア、フィジー、ウルグアイを倒し、1次リーグ全勝。過去最高成績は1987年第1回大会の3位。伝統的に名SOが多く、今大会もチームを牽引するビガーを軸に4位だった11年以来の4強入りを狙っていた。

 C組2位のフランスはアルゼンチン、米国、トンガに3連勝。12日のイングランドとの最終戦は台風の影響で中止となり、戦わずボーナスポイントの差で順位が決定した。近年ではサッカーに並ぶ国内の人気スポーツに成長。1987、99、2011年に3度の準優勝を果たした愛称「レ・ブルー(フランス語で青)」は、4年後の自国開催を前に初優勝を目指していた。

 ウェールズは27日の準決勝で日本―南アフリカ戦の勝者と対戦。19日には、イングランドとニュージーランドがすでに準決勝進出を決めている。

THE ANSWER編集部

最終更新:10/22(火) 13:31
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