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【ラグビーW杯】大会を通じて見えた日本の強み 箕内拓郎の目「全員が高い理解力と実行力を持っていた」

10/21(月) 16:36配信

THE ANSWER

南アフリカとの勝敗の差は「セットプレー」にあり

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は20日、準々決勝の第4試合が行われ、史上初の決勝トーナメント進出を果たした日本は南アフリカに3-26で敗れた。前半こそ3-5と僅差で折り返したが、後半に南アフリカの強いプレッシャーを受けた日本は、なかなかボールを展開することができず。ミスも相次ぎ、ペナルティーゴールで点差が開くと、残り15分で2トライを許し、涙を呑んだ。

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 4強入りこそ叶わなかったが、日本ラグビー界では前人未踏のW杯ベスト8という領域に足を踏み入れたジェイミー・ジャパン。今大会を通じて世界中に衝撃を与えたブレイブ・ブロッサムズの戦いを、元日本代表主将で2003年、2007年とW杯2大会に出場した箕内拓郎氏はどう見たのか。「THE ANSWER」に語ってくれた。

 ◇ ◇ ◇

 残念ながら負けてしまいましたが、ここまで日本は本当によく頑張りました。これまで海外の評価では「ティア2の中で、ティア1には勝てないけどそこそこ頑張っているチーム」というのが、日本の位置づけでした。それが前回大会の南アフリカ戦での勝利で少し変わり、今大会のアイルランド戦、スコットランド戦の勝利で世界に衝撃を与え、評価を上げました。準々決勝で対戦した南アフリカも、油断をすると危ない、というプレッシャーはあったと思います。

 準々決勝で南アフリカとの勝敗の差は、セットプレーにありました。日本は得意のスクラムで押されて、ペースを掴みきれなかった。セットプレーでのミスからチャンスを不意にした場面もありました。9月のテストマッチでは、実際のところ、日本はスクラムで手応えを感じていたと思います。ただ、この日は思いの外、プレッシャーが強かった。前半にスクラムでターンオーバーして、ペナルティーゴールで3点を返しましたが、あの時も相手FWがシンビンで7人だったし、相手のフッキングミスだった。スクラムで主導権を握れなかったのは痛かったですね。

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最終更新:10/21(月) 16:49
THE ANSWER

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