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正解のない時代を楽しく生きるには「セルフリーダーシップ」が必要だ

10/22(火) 13:30配信

クーリエ・ジャポン

10月28日(月)に講演会を開催するココナラ創業者の南章行さんは著書『好きなことしか本気になれない。』のなかで、人生100年時代を楽しく生きるために「セルフリーダーシップ」は誰もが必要とするスキルだと書いています。彼のいう「セルフリーダーシップ」とはどんなものなのか。

※ 講演会開催:ココナラ創業者・南章行さん「セルフリーダーシップのすすめ」 19年10月28日(月)19時

3秒ほど手を止めて考えてもらいたい。

あなたの前にA、B、C、三つの選択肢があるとしよう。どれかひとつを選ぶために、あなたは何をするだろうか?

普通の人ならたぶん、「まずは情報を集める」と答えるだろう。A、B、Cそれぞれの強みと弱み、メリットとデメリット。実際、それを選んだ人の体験談や口コミが役に立つかもしれない。

運がいいことに、今や情報はたやすく集まる。集め方にコツがいることくらい、あなたはすでに承知しているだろう。ジャンク、バイアス、フェイク、加工されたインチキ話。「あなたのためのとっておきの情報」に見せて、実のところまるで役に立たない情報が山ほどあることも、僕が説明するまでもない。

だからちょっと賢い人なら、次に「情報の選別」に入る。それが嘘か真実か。自分に合っているかいないか。将来性があるかないか。情報を精査し、データを読み解き、次第に選択肢を絞り込む。「AかBかで迷うところだけれど、まずCはないな」という具合だ。

いよいよひとつに決めるとなったとき、かつての成功者たちは「成功者たちの前例」を指針とした。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」。たったひとつの正解を求めるには、成功のゴールデンルールに従うべきだというわけだ。

慎重な人や「絶対に正解が欲しい」人なら、さらにシミュレーションするだろう。フットワークが軽い人は、ちょっとやってみて、実際のところはどうかを試すだろう。

成功者の前例があるとしても、「自分に合う/合わない」は大切だ。だから綿密なシミュレーションをしたり、実地で試したりするのは悪くない。たとえば就職のプロセスにおいてインターンシップなどが実社会に導入されているのはいいことだと思う。

そしていよいよ、たったひとつを選択する。あらゆる情報を精査したなかで、一番優れていると思われる、たったひとつを。その選択をした結果、成功し、豊かになった人たちが大勢いる、たったひとつを。みんなに喜ばれ、ほめられ、ちょっとうらやましがられる、たったひとつを。

何より自分に合っていて、ずっとやりたかったことで、自分の能力が活かせる、そんなたったひとつを選び取れたら最高だ。

だが、問題がある。そんな「たったひとつの正解」は、この世界のどこにも存在しないことだ。

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最終更新:10/22(火) 21:42
クーリエ・ジャポン

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