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飲み会の支払い 男女で差をつけるのは当然か、古い慣習か

10/22(火) 16:00配信

マネーポストWEB

 飲み会の支払いの際に、“傾斜配分”という言葉が使われることがある。参加者の関係性や幹事の裁量によって、金額を割り勘ではなく、差をもうけるという意味だ。ここで職場での役職や年次と並んで、傾斜を左右する条件の一つとなるのが、男女という性差。合コンや婚活パーティのような出会いの場はもとより、気心の知れた飲み会の場でも、女性の支払い金額は低く設定されることは少なくない。性別によって飲食代に差をつけるこの慣習について、若者たちの本音を聞いてみた。

「日本ならではの文化」にショック

 アメリカの大学を経て、日本でIT企業に勤めている20代の男性・Aさん。参加した飲み会で、男女間の金額差を知り衝撃を受けたと明かす。

「海外での人間関係は、年齢や性別、人種を問わずフラット。特に、性差による差別や特別扱いは、年々タブーとなってきている風潮があります。日本では、同じ空間で共通の体験をしているにもかかわらず、男女で傾斜をつけることが多い。特に、40代以上の男性には、その傾向が顕著なように感じます」

金額を多く払おうとするのはマウンティングか

 広告関連の仕事に就く20代の女性・Bさんは、仕事関係での飲み会でも、男女で金額差が発生することに納得がいかないという。

「仕事の一環としての異業種交流会では、参加者は“上下”の関係にない。それにも関わらず、女性に対して、傾斜をつけてくる人がいます。多くの金額を支払おうとするのは、優位な立場になりたい、一種のマウンティング行為にさえ思える。特に、年齢の近い男性にされると、下心があるのではと邪推してしまいます。女性だから稼ぎが少ないと先入観を持たれがちですが、十分に稼いでいる自負はあるので、低く見積もられた気分になってしまいます」

余裕がある方が多く支払うのは当然

 Bさんのように考える女性もいる一方で、対照的な考えを持つのがメーカーで管理職の30代男性・Cさんだ。

「明らかに所得が自分より少ないと分かっているシーンや、予定を多少無理してでも調整してもらった時ほど、傾斜をかけるようにしています。余裕がある方が多く支払うことは、当然だと思います」(Cさん・以下同)

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最終更新:10/22(火) 16:00
マネーポストWEB

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