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【帰ってきたホンダの名門車】シビック復活2年 失望か健闘か

10/22(火) 7:02配信

ベストカーWeb

 ホンダの名門車、シビックが日本に“復活”してから今月でちょうど3年目に突入した。

【関連図表/画像】シビック 復活後の全販売台数&写真をチェック!!

 現行型のシビックは、2017年9月29日に発売。日本におけるシビックシリーズの販売は、限定車の「タイプR」を除けば2010年以来のことで、ホンダの名門車が日本へ復活してから2019年9月末でちょうど丸2年が経過した。

 今はSUVが売れ筋のカテゴリーで、特にRAV4の人気は高い。初代RAV4は1994年に発売されて人気車になったが、その後に海外指向を強めてボディを拡大させ売れ行きが低迷。2016年に国内販売を終えている。同じようにCR-Vも国内の販売を一度終了して、その後に再開している。

 一連の復活劇の先駆けになったのが現行型のシビックだ。ただ、日本復活に際して「本当に売れるのか?」、「なぜ日本では市場が限られる3ナンバーのシビックをいま復活させるのか?」という指摘もあった。

 発売当初に掲げた販売目標は「月2000台」という数値。復活したシビックは期待外れなのか? 意外に健闘しているといえるのか? 販売台数も交えながら解説する。

ホンダがシビックを日本に復活させた理由は?

 シビックは、1972年に初代モデルを発売された小型車で、ホンダの主力車種に位置付けられる。1991年には約17万台を登録して、1ヵ月平均も1万4000台以上に達した。

 2019年度上半期(2019年4~9月)に、小型/普通車で最も多く登録されたプリウスの1か月平均が1万1000台少々だから、当時のシビックはかなり高い人気を誇っていた。

 しかし、この後にシビックの売れ行きは下がっていく。2000年に発売された7代目は、3ドアハッチバックを廃止して、室内の広い5ドアハッチバックを用意。

 実用性は向上したが、スポーティなシビックらしさが薄れ、2001年には初代フィットも登場している。

 初代フィットは、シビックよりも小さなコンパクトカーだが、燃料タンクを前席の下に搭載して後席と荷室を広げ、空間効率を高めた。低燃費で価格も割安だ。2002年には初代フィットが好調に売れて、国内販売の1位になったから、シビックは顧客を奪われた。

 2005年に発売された8代目は、3ナンバーサイズのセダンになり、売れ行きは一層落ち込む。2010年に国内販売を終えた。この後、イギリス製のシビックタイプRを輸入することはあったが、実質的に国内市場からは消滅していた。

 ところが2017年に、シビックが復活した。開発者は「国内販売の終了後、常に復活をねらっていたが、なかなかチャンスに恵まれなかった。それがようやく実現した」という。

 復活の強力な切っ掛けになったのは、海外向けのセダンを国内の寄居工場で生産することだった。国内で生産するなら、国内の販売もしやすい。

 セダンだけではラインナップが乏しいので、ハッチバックと高性能なタイプRをイギリスから輸入して選択肢を充実させた。

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最終更新:10/22(火) 7:02
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