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英国大使が語る ― 2020年東京五輪のパラリンピックやチャールズ皇太子と日本皇室の関係

2019/10/22(火) 12:13配信

エスクァイア

東京には世界各国の在外公館(大使館や領事館)が点在しています。「外観はよく目にするけど…、内部はどうなっているのだろう…」と一度は気になったことがあるのではないでしょうか。

【写真】イギリス王室のチャールズ皇太子の人生を1948年以降の写真から振り返る

日英外交関係は150年以上…、「交流」だけで言えば400年以上の二カ国間

 第3回は、日本との歴史が深い英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)です。

 1858年に日英修好通商条約が調印され、150年以上にわたって良好な外交関係を保っています。また、二カ国間の「交流」だけで言うならば…、1613年にジョン・セーリス艦長が指揮する東インド会社所有の「クローブ号」が肥前国平戸(いまの佐賀県と長崎県)に到着し、徳川家康より朱印状を得て英国商館を開設して以来、400年以上ものつながりを保っているのです。

 幸運にも今回は、10月22日に行われる「即位の礼」に参列されるためにチャールズ皇太子殿下が11年ぶり訪日されるタイミングの前に、2017年から現職を務めているポール・マデン駐日英国大使への取材がかないました。

 英国と日本の関係性からロイヤルファミリーと皇室との結びつきについて、また、2019年9月から2020年9月まで開催される日英交流年「UK in JAPAN 2019-20」について、そして「2012年ロンドン五輪」の成功を経験した開催国の市民として「2020年東京五輪」に関すること、特に「東京パラリンピック」に期待する想いをうかがいました。

エスクァイア編集部(以下編集部):日英の関係は、18世紀以前から長く続いていますが、マデン大使自身も、日本との関わりが長いとお聞きしましたが…。

ポール・マデン大使(以下マデン大使):初訪日は1983年です。日本の外務省のエッセイ・コンテストに応募し、日本への短期留学ツアーを受賞しました。外交官として日本に初めて赴任したのは、1988年です。4年間、経済・貿易政策部一等書記官として勤務しました。結婚生活を始めて、最初の子どもが生まれた国は日本になりますね。

 そして2017年に、駐日英国大使に就任しました。実は昭和から平成、そして平成から令和と、元号が変わる歴史的な節目に2回も携わっています。

 これはとても稀なことだと思いますし、日本に対して私はとても深い縁を感じています。

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最終更新:2019/10/22(火) 12:13
エスクァイア

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