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F1のレース技術も投入! アスリートに最適化し2020年メダルを狙う「車いすレーサー」

10/22(火) 10:10配信

Auto Messe Web

開発メーカー代表に聞く最新「車いすレーサー」

 台風19号襲来のなか、盛況のうちに幕を閉じたF1日本グランプリ(三重県・鈴鹿サーキット)。その2日後10月15日に、東京・六本木では、レッドブル・トロロッソ・ホンダのF1マシンと共に、陸上競技用の最新「車いすレーサー」が展示された。

【写真】2020年にメダルを狙う車いすレーサー「WF01TR」

 2020年の東京パラリンピックでメダル獲得を目指す競技用の車いすを開発したのは、F1チーム「トロロッソ・ホンダ」のをスポンサーでもあるRDS。同社は、なぜこのマシンを開発し、なにを目指しているのか? RDS代表取締役社長の杉原行里(スギハラ・アンリ)氏に話を聞いた。

モータースポーツの技術を投入

 イベント当日、会場の六本木ヒルズアリーナに展示されたのは日本グランプリで8位を獲得したレッドブル・トロロッソ・ホンダのF1マシン「STR13(F1参戦車と同カラーのマシン)」。

 その周囲を囲むように車いすレーサー「WF01TR」、RDSが市販化のために開発中の小型モビリティ「WF01」、車いすから身体データを取得するシミュレータ「SS01」が並べられた。

 「F1マシンと車いす」、一見するとあまり縁がなさそうな組み合わせだが、なぜ同時展示したのだろうか? 杉原氏に聞いた。

「弊社は、これまでモータースポーツをはじめ、医療・福祉、最先端ロボットなどの研究開発を手掛けてきました。特に、クルマやモータースポーツ関連では、様々な先行開発を行なっています。車いす事業は、その技術や経験を活かして、新しいタイプの車いすを作ることを目標としています」。

 続けて「F1で生み出された技術は、例えばパドルシフトなどが普通のクルマにも採用されているなど、すでに一般社会に落とし込まれています。それと同じように、車いすの陸上レースなど、最先端のパラスポーツに挑戦して生まれた技術を、新しい日常に落とし込むことで、人々の生活の質などを高めることに役立ちたいという思いがあります。今回の展示は、そういった弊社のコンセプトを具現化したものです」。

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最終更新:10/24(木) 14:30
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