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【DEEP JEWELS】前澤智が富松恵美の挑戦を退けて初防衛、涙のマイクアピール

10/22(火) 16:35配信

ゴング格闘技

10月22日(火・祝)『DEEP JEWELS 26』が後楽園ホールで開催された。

【写真】涙を流してベルトを抱きしめる前澤

▼第9試合 メインイベント DEEP JEWELSアトム級タイトルマッチ 5分3R
○前澤 智(王者/リバーサルジム 立川 ALPHA)47.5kg
[判定5-0]※30-27×3,29-28×2
×富松恵美(挑戦者/パラエストラ松戸)47.5kg

前澤は中学から大学まで柔道を学び、寝技強化で始めたブラジリアン柔術がきっかけで総合格闘技の道へと進む。2012年にJEWELSでプロデビューすると連敗を喫したが、着実に力をつけてタイトルに近づき、2018年12月に黒部三奈を破り第6代DEEP JEWELSアトム級王座に就いた。今年3月には浅倉カンナとの勝負に挑んだが判定負け、7月の『RIZIN.17』に初参戦を果たすがROAD FC女子アトム級王者ハム・ソヒ(韓国)に初回TKO負けを喫して悔し涙を流した。

富松は女子プロレスを引退後、柔術を始めて2006年10月にMMAプロデビュー。2014年にはDEEP JEWELSストロー級暫定王座にも就いた。長野美香、石岡沙織、SARAMIらから勝利を収めてトップクラスに君臨していたが、2018年に韓国人選手に連敗。しかし、3月大会ではレスリング出身の青野ひかるに一本勝ち、6月大会では古瀬美月にも一本勝ちし、復活を遂げた。今回の王座戦に向け、沖縄で松根良太との特訓も慣行している。

両者は2017年2月に対戦し、前澤が3R1分24秒、リアネイキドチョークで一本勝ちを収めている。前澤の出世試合となった一戦だ。王者となった前澤が返り討ちにするのか、それとも富松が執念で悲願の正規王座を奪取するのか。

1R、ともにオーソドックス構え。頭を上下してステップする前澤。前澤は左で飛び込みヒット、左ミドル、右ローと散らして動く。詰める富松は右ボディ。左ジャブを当て組み付く前澤にアゴを押してヒザを突く富松。左で差す前澤だが突き放す富松が体を入れ替えダブルレッグをトライ。差し上げる前澤。左で呼び戻す形で後方に倒してテイクダウン! そのままバックを奪う。両足をかけさせなかった富松がバックの前澤を振り払い、押し込みゴング。

2R、ワンツーで前に出る前澤はダブルレッグへ。差し返しにくる富松に再度ダブルレッグも差し上げる富松がスタンドバック狙い。アームロック狙う前澤に引き込んだ富松。すぐに正対した前澤がマウントからバックへ! 今度は両足フックへ。しかし正対し足を戻した富松。そこに前澤はパウンドを入れる。下から三角絞めを狙い手首を持つ富松に上体を立て頭抜く前澤は片足を抜きハーフで鉄槌! ゴングにしばらく天井を見たままの富松だがコーナーに戻る。

3R、左右連打を当て金網詰める前澤はレベルチェンジからダブルレッグへ。差し上げ体を入れ替える富松は左で差して押し込むが、すぐに前澤も体を入れ替えワンツー連打!下がる富松はダブルレッグに入るががぶる前さはバック狙い。ガードを取る富松にハーフからヒジを突く前澤! 右で差す前澤だがいったん体を離し、再びパウンドで飛び込み。三角絞めを狙う富松をかついでパスするとバックへ。亀からガードになり左で差してスイープを狙う富松を潰す前澤。ゴング。

判定は、3R通してテイクダウン、打撃でダメージを与えた前澤が5-0で完勝。勝者コールに敗れた富松は前澤の手を挙げて称えた。

試合後、赤いベルトを抱きしめた前澤は「足元が悪い中、来てくださりありがとうございます。富松選手は自分が3試合目のときにメインを張っていた素晴らしい選手で、リング下からすごい選手だなと思って観ていました。1回勝っていますが、富松選手はSARAI選手にも勝っている選手で、今日、自分が勝てて周囲のみんなに恩返しができたと思います。この先のことは分かりませんが、今回が最後かもしれないといつも思って試合をしています。どうか皆さんずっとずっと女子格闘技のファンでいてください。よろしくお願いします」とマイクで語った。

最終更新:10/22(火) 16:35
ゴング格闘技

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