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【こんなはずじゃなかった海外生活】私がどんどん空っぽに。キャリアを捨てて旦那帯同を選んだ“駐妻うつ”の現実

10/22(火) 12:05配信

Suits-woman.jp

「来月末からアメリカに転勤になった。付いてきてくれるよね?」

突然夫からこんな話をされたら、あなたは付いていきますか?

赴任期間や自分の仕事の状況、もしくは子供の年齢によるかもしれませんが、家族であれば、帯同という道を選択する人が多いと思います。

海外赴任妻というと、一見華やかなイメージがあり、憧れのポジションと思われがちですが、実はそのイメージはごく一部の世界。実際は予想以上に「うつ」に悩む女性が多いと言います。

今回は、憧れの海外新婚生活のはずが、うつになってしまった元キャリア女性のお話。彼女が最終的に復活できたうつ脱却法も教えてもらいましょう。

仕事は好き!でも自分の時間も欲しかった!!

夫の突然の辞令で生活が急変した美樹さん(28歳)は、広告代理店で働くバリバリのキャリアウーマン。雑誌やメディアの広告を手掛ける機会が増え、責任のあるポジションを任されるようになった矢先の話でした。プライベートでは半年前に結婚をしたばかり。30歳になるまでは仕事を頑張りたいので、それまでは夫婦の時間を大切にしようと子供もまだ考えていませんでした。

広告の仕事は毎日かなり忙しく、夜中に帰宅する日も多かったので、平日は夫とはすれ違いの生活。それでも毎日充実していたし、公私とも順調だったという美樹さん。そこに舞い込んできた突然の海外転勤話。

「最初は今は仕事を辞めたくないと思ったのですが、新婚でしたし、海外生活には憧れがあったので快諾。忙しすぎる毎日に正直少し疲れていたので、仕事をお休みできるいい機会だとも思いました」

一度キャリアの道を進むとなかなか休みが取れない現実。海外赴任帯同は自分の生活を見直すいいチャンスだったようです。

憧れの海外生活から一転

一般的に家族帯同で海外赴任をする場合、本人が先に赴任地に行き、仕事の基盤や生活環境を整えてから、家族を呼び出すという傾向があります。美樹さんの場合も、夫の渡米半年後に移住することになりました。

「夫が先に渡米をしてからは、仕事の引継ぎ、渡米手続き、送別会など、毎日があっという間に過ぎ、本当に忙しい毎日でした。仕事を離れる不安や家族や友達との別れには寂しさがありましたが、新生活への夢も膨らみ、引越しがとても楽しみでした」

何より忙しさから離れ、ようやくゆっくり自分の時間が持てる!そんな想いもあったそうです。

移住後、1~2か月は本当に楽しい毎日だったと言う彼女。引っ越した街は、東海岸にある小さな田舎町。田舎と言っても、住宅地が多く、ショッピングモールも充実しているので買い物に困ることはなく、生活はとても快適。家の広さも日本のマンションの4倍。庭付きの戸建ての家は2人で住むには広すぎましたが、将来家族が増えることを思えばとてもいいサイズでした。

毎朝夫を送り出し、家の掃除をして、買い物に行き、周辺を散策し、夕食の準備をして、読書をして、日本の友達とメールをしたりSNSをチェックしたり、たまにこちらでできた友達とお茶をしたり……。それはとても優雅で贅沢な時間だったようです。

「仕事漬けの日々から、ようやく人間らしい生活ができるようになって幸せ!と思いました。のどかな生活が自分には会っていたんだなとも思っていました」

ところが、移住して2~3か月経つと、自分の感情が徐々に変わっていくことに気付いたのです。

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最終更新:10/22(火) 12:05
Suits-woman.jp

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