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日本人が知らない「温暖化対策」巨額すぎる無駄なコスト

10/22(火) 6:01配信

現代ビジネス

二酸化炭素は敵ではない

 「人類が排出する二酸化炭素が原因となって地球が温暖化し、将来大変なことになる」という「地球温暖化論者の主張」が、「宇宙人が侵略してくるから、今すぐ地球防衛軍を設立すべきだ」という主張以上の信憑性を持たないことは、10月9日の記事「『地球温暖化騒動』の『不都合な真実』に目を向けよう」ですでに述べた。

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 そもそも、二酸化炭素は、人類が化石燃料を使い始めてから突然出現したわけではない。

 現在の空気の組成は窒素が約80%、酸素が約20%で大部分を占めるが、二酸化炭素は大気のうち約0.040%だけである。

 シアノバクテリア(光合成細菌)が登場したおおよそ30億年前(学説によってかなりブレがある)までは、空気中に酸素はほとんど存在せず、この時に二酸化炭素を使用する光合成が行われることによって初めて酸素が登場した。

 シアノバクテリアが大発生したことによって、当時ほとんどの生物にとって毒素であった酸素があふれ、多くの既存生物が死滅したと考えられる。

 その中で、「毒素である酸素」に耐性をもち、むしろ高エネルギーの酸素を活用する「有酸素呼吸」をする生物が生き残り、世界を支配するようになったのである。

 ダーウィンの進化論を持ち出すまでもなく、「酸素の登場という環境の変化に適応」した生物だけが生き残れることができた。

 どのような生物も地球環境の変化に「適応」したから勝者になったのであり、有害な酸素を排除しようなどという「地球環境を変えようとする、神をも恐れぬ傲慢な考え」を持っていたとしたら全滅する運命を迎えたはずだ。

地球を改造しようとするのは自然に対する侮辱だ

 地球温暖化論者は、「地球環境が危機に瀕している」と大騒ぎするが、どのような環境なら「正しい」のであろうか? 
 自然環境に「正しい」「間違っている」など存在するはずもない。正しい、間違っているなどと論ずるのは、人間だけを基準にした反自然的行為である。人間に都合がいい環境が他の生物にも都合がいいとは限らないのだ。

 また、ある試算では、2100年の地球の平均気温を0.05℃下げる(抑制する)ためには毎年1兆ドル以上のコストがかかる。

 1億歩譲って、地球温暖化論者の言うことが正しいとしても、毎年100兆円(日本の国家予算と同規模、税収の約2倍)もの巨費を支出することは正当化しにくい。

 ましてや「宇宙人が攻めてくるかもしれない」という程度の理由で、毎年数百兆円の費用をかけて地球の気温をコントロールしようなどというのは正気とは思えない。単純計算で、毎年1000兆円かけても地球の温度は0.5度しか低下しないのである。

 もちろん、公害や環境汚染の対策は必要である。その問題は、ほとんど根拠がない「地球温暖化論」と違って、「目の前にある確かな危機」だからだ。

 リベラル(偽装共産主義)の人々が、世界最大の二酸化炭素排出国に対してだんまりを決め込んでいることは、前述の記事で述べたが、日本にも多大な被害をもたらすPM2.5の原因を生み出している「環境汚染大国」=共産主義中国に対して、もっと大きな声を上げるべきであろう。

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最終更新:10/22(火) 6:01
現代ビジネス

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