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【ラグビーW杯】“顔面肘打ち”の仏選手が代表引退、一発退場で終焉 「己の願望に負けた」と後悔

10/22(火) 21:03配信

THE ANSWER

ウェールズ戦退場で逆転負け、危険プレーが代表最後の瞬間に

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で20日に行われたウェールズ―フランス戦の後半9分にフランス代表LOセバスティアン・バハマヒナが相手に“顔面肘打ち”を食らわせ、一発退場。後半35分までリードしながら、14人となったことが響き、4強を逃した。海外メディアは実際のシーンの動画とともに辛辣な声を上げていたが、バハマヒナはこの試合をもって代表引退したという。

【動画】「残忍な肘打ち」「狂気の瞬間だ」と海外波紋! これが代表最後のプレーに…バハマヒナが見舞った“顔面肘打ち”の実際の瞬間

 これが自身の代表ラストプレーになってしまった。19-10で迎えた後半9分だ。モールの中で両軍に挟まれたバハマヒナが身動きを取れず、相手選手との接触で冷静さを失い、顔面付近に強烈な肘打ちを食らわせた。場内でリプレーが流れると、観衆から大ブーイング。ビデオ判定の末、一発レッドで退場となり、バハマヒナは頭を抱えてフィールドを去った。

 完全に不用意なプレー。結果的に残り時間を1人少ない14人で戦うことになったフランスは以降も懸命に粘ったが、後半35分に逆転を許し、そのまま敗れた。悔やみ切れないプレーに対し、海外メディアから「衝撃のエルボー」「狂気の瞬間」などと辛辣な声が上がっていたが、28歳のバハマヒナにとって、英公共放送「BBC」によると、これが代表最終戦になったという。

「セバスティアン・バハマヒナ:フランスのロックがレッドカード後に代表引退」と見出しを打って報じ、当該プレーについて本人は「我を忘れた」と認めていると紹介。しかし、代表引退は以前から計画したものだという。試合後、バハマヒナは「数か月間、考えていたんだ。代表チームで最後の試合だった」と語り、お世話になった人には事前に伝えていたとも明かしている。

肘打ち退場に後悔「己の願望と攻撃性に負けてしまった」

 その上で「望み得る最高の試合、最高の仕上げをしたかった……。求めすぎたのかもしれない。己の(勝利への)願望と攻撃性に負けてしまった」と悔やみ、「身体的にも、精神的にも立て直したい。そして、さらに強くなって復活したいと思う」と今後の選手生活に意気込みを明かしたという。

 この件を巡ってはレッドカードを提示した南アフリカ人のジャコ・ペイパー主審が試合後にウェールズファンと肘打ちのポーズを取り、プレーを揶揄するような集合写真に納まった写真が拡散され、海外のネット上で炎上状態に。準決勝の対象から外される事態になっていた。双方にとっても後味の悪さが残る一件となった。

THE ANSWER編集部

最終更新:10/22(火) 22:07
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