ここから本文です

埼京線、「相鉄直通新ダイヤ」は便利か不便か

10/22(火) 5:10配信

東洋経済オンライン

 11月30日に相鉄・JR直通線が開業するのにともない、相鉄線と直通運転を開始する埼京線のダイヤが変わる。今回の埼京線ダイヤ改正では、相鉄からの直通列車が新宿、列車によっては大宮や川越まで向かうことが注目されているが、それだけではなく、埼京線そのもののダイヤも大きく変わる。

【写真】11月末のダイヤ改正から埼京線に乗り入れる相模鉄道(相鉄)の新型車両12000系

 新しいダイヤでは、早朝時間帯に新宿に到着する列車を増やし、同時間帯のりんかい線直通列車も増やす。夕時間帯にはダイヤをパターン化するほか、夜間は新宿発川越行の最終列車の発車時刻を繰り下げるという。

■一部区間では減便に

 そんな中、沿線住民に注目されているのは、池袋―大宮間で日中時間帯のダイヤをパターン化し、運転間隔を均等化するという部分だ。

 とくに武蔵浦和―大宮間では、これまで最大で16分の間隔が開いていたところを、おおむね10分間隔にするという。これは一見、いいことのように見える。しかし運転本数は、これまで1時間あたり快速3本・各停6本の計9本だったのが、快速3本・各停3本の計6本に減る。

 あわせて、快速の停車駅も変わる。現在、同区間には3駅の快速通過駅(中浦和・南与野・北与野)があるが、これらの駅も快速停車駅になる。武蔵浦和―大宮間は事実上、各駅停車になるわけだ。

 ダイヤ改正の発表資料には、「お客さまのご利用状況に合わせて、武蔵浦和~大宮間の一部列車を削減します」と書かれている。具体的なダイヤはまだ公表していないが、つまりは同区間の日中の各停を減らし、快速を各駅に停めることでその分をカバーするということになる。

 この埼京線のダイヤ改正は、さいたま市議会でも問題となり、一部の市議はこの改正をとくに問題視している。沿線住民の間でも話題になっているという。

 新しいダイヤは、池袋―赤羽―武蔵浦和間では「改善」の要素が大きいだろう。列車本数は変わらず、運転間隔は短くなる。一方、武蔵浦和―大宮間は運転間隔が均等化されるものの、一部の列車が削減される。

 だが、現在各停しか停まらない駅はとくに変化がない。各停が減る分を快速の停車でカバーするため、日中1時間あたり6本という本数は変わらないし、都心方面へ向かう場合、乗り換えなしで快速を利用できるようになるという利点も生まれる。

1/3ページ

最終更新:10/22(火) 5:10
東洋経済オンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ