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中国で夜間消費が急拡大、経済成長の下支え要因となるか

10/23(水) 7:00配信

マネーポストWEB

 中国の経済成長率が低下している。2019年7-9月期の実質経済成長率は6.0%で4-6月期と比べ0.2ポイント低下、市場コンセンサスを0.1ポイント下回った。データを遡って検証できる1992年以降、過去最低となっている。世界第2位の経済大国である中国の景気減速は、世界経済への大きな下押し圧力となるだけに、大きな懸念材料である。

 6.0%といった水準は、経済規模が1兆ドルを超える国の中では最も高い。中国は依然として世界経済の牽引役となっている。しかし、米中貿易戦争が激化する中で、輸出産業に成長を阻害する要因が発生しており、景気見通しは不透明だ。

 産業構造をみると、重厚長大産業などの製造業においては、先進国へのキャッチアップが終了している。輸出主導型から内需主導型、イノベーション駆動型へと経済構造は転換しつつあり、同時に、経済のサービス化が進んでいる。設備投資の増えにくい経済構造となっている。

 マクロの視点では、2011年以来、15~59歳の労働人口は減り続けている。生産要素の減少はそれだけで大きな成長阻害要因である。

 一方で、成長を下支えする要因もある。所得の増加による消費の量的、質的な向上である。

 1-9月期の成長率は6.2%だが、第一次産業は2.9%、第二次産業は5.6%、第三次産業は7.0%である。それぞれの金額ウエイトは順に、6.2%、39.8%、54.0%である。第三次産業がどれだけ伸びるかによって、全体の成長率に大きな差が出てきそうだ。

金融サービス自由化で夜間取引も拡大

 最近の中国では、夜間消費の拡大が目立っている。サービスのイノベーションが進みつつある。

 人民日報によれば、国慶節休暇中の銀聯ネットワークによる消費金額は、前半の6日間で2兆元を超えており、昨年の7日間の合計を上回った。中でも、夜間の飲食消費金額は55.5%増、娯楽関連消費は80%超の伸びとなった。

 地域別でみると、飲食消費では、深セン、イボウ、広州など、娯楽関連消費では、深セン、海口、河源などで大きく伸びているが、その背景には高速道路の開通がある。大都市にアクセスする交通機関の整備がこうした夜間消費の活性化に繋がっている。

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最終更新:10/23(水) 7:00
マネーポストWEB

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