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新卒採用活動の中で「内定フォロー」が重要な理由【採用難の中、「内定フォロー」をどのように進めていけばいいのか? 第1回】

10/23(水) 7:31配信

日本の人事部

企業が新卒採用活動を進めていく上で、「内定フォロー」の重要性が高まっています。なぜ企業が内定フォローに力を入れるべきなのか、その背景を考えてみましょう。

内定を得ても採用活動を継続する学生が増加

求人サイトがオープンしてから内定(内々定)を得るまでの期間が短縮されたこともあり、学生は自己分析や企業理解のための時間を十分にとれなくなっています。その結果、学生の内定企業に対する「満足度」は低いものとなり、入社するまでの期間、学生は不安定な気持ちでいます。

マイナビが2020年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した「2020年卒マイナビ大学生就職内定率調査」を見ると、6月末時点の内々定率は74.4%となっています。このうち、今後も就職活動を継続すると答えた学生は27.1%。理由としては「内定先に不満なので、就職活動を続ける」「内定先に不満はないものの、他の企業も見たいので続行する」が多く、納得のいく企業を選びたい学生の思惑と、採用活動を早めようとする企業の動きとの間にズレがあることがわかります。

内定フォローによって、学生の抱える「不安」を解消する

優秀な学生はいくつもの会社から内定を得ますが、1社に絞り込む際に相当悩むことになります。また、就職とはある意味で、結婚と同じ。パートナー(会社)を決めるに当たっては、周囲からの雑音などが多く、思い悩むこともあるでしょう。「内定ブルー」と言われる所以です。

そして、入社式は結婚式と同じ。自分の選んだパートナー(会社)に不安を感じている人と、そうでない人とでは、その後のお互いの関わり方、ひいては人生のあり方が大きく違ってきます。だからこそ、入社までに、学生が感じている不安を解消しなければならないのです。

加えて、新卒者の3割が3年以内に辞めていく実態もあります。早期離職した人の多くは、会社や仕事、人間関係に不満を抱えていますが、さらに掘り下げて聞くと、実は入社前から不安だったという人が少なくありません。企業はこの問題を早期に解消しなくてはなりません。

内定から入社までの期間に、内定者の気持ちを確実に自社へ向けさせ、入社意思を固めさせ、スタートラインに立たせることが重要です。そのため、売り手市場の中、優秀な内定者を確保・維持するための内定フォローがより重要性を増しているのです。

<今回の一言>
就職は結婚と同じ。入社に際して前向きな気持ちと自信を持ってもらえるよう、しっかりとフォローすべし!

最終更新:10/23(水) 7:31
日本の人事部

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