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パッとしない資料を作ってしまう人々の共通点

10/23(水) 8:00配信

東洋経済オンライン

説得力のある資料を作ることは、ビジネスパーソンにとってプロジェクト成功の第一歩。しかし、伝えたいことを詰め込みすぎた資料はかえって読みにくく、後回しにされてしまうことも。
さまざまな企業の研修で資料作成やスライドデザインに関するアドバイザーも務め、『デザイン力の基本』の著者でもあるウジトモコ氏が、ビジネスを成功に導く「伝わる資料」の3つのポイントを紹介します。

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■中身がよくても「伝わらない」ことは多い

 プレゼンテーションのスライド、企画書をはじめ「資料作成」のスキルはビジネスパーソンにとって必須です。「資料作成」における「デザイン力」は、伝えるスピードや説得力、どれだけ人が動いてくれるか、など作り手の見せる・伝える技術と直結しています。

 せっかく中身がよい提案だったとしても、詰め込みすぎた内容は記憶に残りにくいですし、苦労してつくったのに読んでもらえないことにもなりかねません。また、第一印象がよくない資料は、多忙なビジネスパーソンにとっては「後回しのタスク」になりやすく、伝えたい情報が届かない可能性もあります。

 このように残念なデザインの資料は、ビジネスを助けているどころか、あなたの足を引っ張っている可能性もあります。

 私は企業の研修などで、スライドのデザインについてもアドバイスすることもありますが、「残念な資料」の共通点として「見やすく・わかりやすく」「パッと目を引く」状態に「なっていない」ことが挙げられます。

 一方で、「できる人の資料」は、内容以前にデザインから醸し出される雰囲気が違います。「この提案は信頼できる内容に違いない」と、表紙を一目見ただけで「この人はできる感」がなんとなく伝わってくるのです。

 そして、1枚目から「なるほど~」「この手があったか!」と感心させられ、2枚目以降も「実直で、誠実な提案だ!」「ユニークで面白い」などと、読み手の心をつかみます。

 資料を読み終えた頃には、「チームメンバーに共有しよう」「上司に時間をもらって報告しよう」などと、提案が読み手に受け入れられ、ビジネスの成果にも効果的につながります。

 「できる人の資料」を見ると、内容はもちろん、見せ方に「戦略」を感じます。また、情報も整理されています。戦略に沿った設計、つまり、デザインができていれば、「読みやすく、わかりやすく、パッと目を引く」印象を読み手に与えることができますし、情報がきちんと整理されている資料には誠実さが感じられ、回覧・共有されやすくもなります。

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最終更新:10/23(水) 8:00
東洋経済オンライン

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