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正しいため息一つで人生が変わる、呼吸メンタル術の極意

10/23(水) 7:00配信

Book Bang

 どんなお金持ちなセレブでも、日々慎ましく暮らす一般庶民でも、息をしないで過ごせる人間はまずいません。人間は、1分間に約15回、1日だと約2万回呼吸をしているそうです。しかし、呼吸を日頃意識する場面というと、仕事などで疲れた時や悩みを抱えているときに吐くため息くらい、そんな人が多いのではないでしょうか。せめて、スポーツをした後の整理体操での深呼吸くらい加えておきたいものです。

 そんな、何かとネガティブに捉えがちな日々の呼吸を、前向きに生活習慣に取り入れて心にゆとりをもたらそうとすすめるのが、「仕事に効く! ポジティブため息」という1冊です。

 著者の倉橋竜哉さんは、日本マイブレス協会代表理事の肩書を持つ、ため息を駆使したメンタル術の達人。呼吸法が心身のコンディションにもたらす様々な効果に着目し、企業の社員研修や学校など日本国内から海外まで指導にあたっている方です。

コンディションを整えるため息とは

 「ため息の数だけ幸せが逃げていく」などと言われますが、実はため息には、自分のストレスを和らげ、心と体のコンディションを整える力が秘められているというと、倉橋さんは言っています。

 倉橋さんによると、日々の忙しさや悩み事を抱えながらつい出てしまうため息は、ストレスから来る浅い呼吸によるもの。浅い呼吸ばかり続けていると、肺に供給される酸素の量が足りなくなり、体は酸素をより多く取り込もうと脈拍が早くなり、心臓に負担がかかってきます。さらに、脳は体全体が危機的状況だと判断して興奮状態となり、精神的にも正常な判断ができなくなってしまうことさえあり得るといいます。

成功者は深く呼吸している

 一般的に成功者と言われている人はこの逆をやっているのだと、倉橋さんは言っています。周りに振り回されることなく常に余裕を持って行動しているそうした人たちは、深い呼吸によって常に気持ちを落ち着かせる習慣が身についているというわけです。

 では、浅い呼吸を繰り返すばかりの毎日から抜け出し、深い呼吸を習慣付けるにはどうすればいいか。その基本は、息を吸って吐くのではなく、「吐くことから始める」こと。それも、肺の中の空気を全部出し切るイメージで強めに吐き出すようにすると、呼吸することに意識が集中し、心が落ち着いていく様子を覚えるようになるそうです。もし今、周りの状況に問題がなければ、この場で実際にやってみるといいでしょう。

 また、息を吐く際に、大きめの声を出しながらやってみると、よりリラックス効果をもたらすと、倉橋さんは言っています。その時の声は、「あ”ーっ!」という感じの野太い“オッサン声”でやるのが最も効果的だとか。お風呂場など一人になれる場所を見つけて、恥じらいをかなぐり捨ててトライしてみましょう。

 もちろん、深い呼吸が身につけば誰でも成功者への道が開けるほど世の中かんたんではないでしょうが、心身ともに落ち着きを取り戻し、些細なミスも少なくなり、メンタル面で強くなれそうなことだけは確かのように思えます。

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最終更新:10/23(水) 7:00
Book Bang

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