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NBAが開幕間近。八村塁、渡邊雄太、馬場雄大、3人の日本人選手の現在地は?

10/23(水) 6:20配信

週プレNEWS

「来年にオリンピックが東京であり、僕らも行くと決まっている。そんななか、NBAで3人の日本人選手がプレーするというのは、日本バスケ界にとって大きいことじゃないかなと思います」

【画像】グリズリーズの渡邊とレジェンズに同行することが決まった馬場

現地時間9月30日、ワシントンで行なわれたメディアデーで、八村 塁が残した言葉に思わず頷(うなず)いたバスケットボールファンは多いだろう。

今秋、3人の日本人選手が世界最高峰のバスケットボールリーグ、NBAに挑んでいる。"日本バスケの黄金世代"の選手たちが、それぞれの形で夢舞台に足跡を残そうとしているのだ。

その"真打ち"と呼べるのが、今年度のドラフトでワシントン・ウィザーズから全体9位で指名された、八村であることは言うまでもない。日本人として前人未到の「ドラフト1巡目指名」という快挙を成し遂げた"怪物"の一挙一動に、今季は注目が集まり続けることになるだろう。

7月に開催されたサマーリーグでは、3試合で平均19.3得点、7リバウンドという好成績を叩き出し、プレシーズンゲーム(オープン戦)でも順調に実績を積み重ねている。

10月7日のニューヨーク・ニックス戦では約21分で12得点を挙げ、続く9日の広州ロングライオンズ(中国)戦でも、前半だけの出場ながら11得点、7リバウンドをマーク。さらに13日のミルウォーキー・バックス戦では10得点、12リバウンドと自己初のダブルダブルを記録した。

ディフェンス、パスワーク、スクリーンなど、数字に残らない貢献を果たしているのも大きい。サマーリーグの時点では、ほとんどボールに絡まない"消えている時間帯"も少なくなかったが、今ではさまざまな形で存在感を誇示できるようになった。

「NBAのプレーのペースに慣れてきている。正直、サマーリーグでプレーしたときとは違う。(FIBA)W杯も戦い、自分の自信も増している」

10月9日の試合後にそう述べたとおり、中国でのW杯、ウィザーズでのトレーニングキャンプなどハイレベルな舞台で経験を積み、自信がついたのだろう。キャンプ中の集中した練習のおかげでウィザーズの戦術にも慣れ、今ではより快適にプレーしている印象がある。

今後の注目は、10月23日にダラスで開催される開幕戦に、八村がスタメン起用されるかどうか。プレシーズン最初の3戦では先発し、周囲を納得させる結果を出した。チームの周囲でも、当初は「じっくりと時間をかけて育てるべき」という声が多かったが、駒不足のチーム内でそんな見方も変わり始めている。

再建中のウィザーズの期待を担う21歳は、いきなりスターターとして大舞台に立つのか。プロでも通用するフィジカルとスキルだけでなく、聡明さも示してきただけに、その可能性はかなり高そうだ。

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最終更新:10/23(水) 6:20
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