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阪神のドラフトに何が起きたのか。甲子園のスターだらけ、もしや……。

10/24(木) 11:31配信

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 祭りが終わった。

 ドラフト会議が終わって数日。そんな虚脱感の中で過ごしている。

【秘蔵写真】レアすぎる高校時代の鳥谷に大阪桐蔭でエグかった藤浪、ヤンチャそうな吉田輝星、中田翔&森友哉にダル、斎藤、清宮、奥川…甲子園スターのかわいい頃。

 ドラフトを境にして仕事の量がガサッと減ったり、生活がガラッと変わったりするわけではないのだが、「ドラフトはどうなるのだろう……」ってことを、指名する側、される側、双方からあれこれ思案する必要がなくなったことが、朝一番の心持ちを空虚なものにさせるのだ。

 そこで、今年も「ドラフト答え合わせ」。

 決まってしまった結果を眺めてみて、これからのこのチームは、プロ野球は……そんな空想を思い巡らせてみたり、ドラフトの当日談に後日談。人間模様も聞こえてくるのかもしれない。

 この考察は、単なる「ドラフト採点」などではない。

 最初の答え合わせは、2019ドラフトの結果から拾ってみた。

 阪神タイガースが胸のすくような「指名」をやってのけた。

甲子園のスターで5位までゴリ押し。

 1位指名・奥川恭伸(投手・星稜→抽選外れ)から5位指名・藤田健斗(捕手・中京学院中京)までの5選手を、「甲子園のスター」で押しに押して押しまくった。

 いつ、こういう痛快なドラフトをしてくれるのか……実は、もうずーっと前から待っていた。

 いつ、こういう漫画みたいな「夢満載」の指名をしてくれるのか。だって、ドラフトで甲子園のスターたちの名前を連ねて“絵”になるのは、タイガースだけなのだから。

 例年、ちょっと意味不明気味の、行き当たりばったりとは言わないが、なんとも説明、解説の難しい指名ぶりにお付き合いしてきただけに、余計に「阪神のドラフトが豹変した」といういい意味での驚きを禁じ得なかった。

これまでならバランスをとったはず。

 1位指名・奥川恭伸を抽選で逸し、繰り上げ1位で、昨夏の甲子園を沸かせた西純矢(投手・創志学園)の名前を挙げたときは、実力と素質から考えてそりゃそうだよなと、まだこちらもフラットな心境だったが、2位に将来の4番候補・井上広大(外野手・履正社高)をドーン! と指名したところで、なんだかいつもと違うぞ……と異変の匂いを感じ始めた。

 1位を「高校生投手」でいったのだから、今までの阪神なら、大学生か社会人を1人いっておいて、「ちゃんと即戦力も手当てしておきましたよ」と、鬼より怖いタイガースファンに申し開きができるようにしたものだ。

 だから、即戦力が期待できる左腕の立命館大・坂本裕哉(投手→DeNA2位指名)か、やはりいきなりローテーションの一角で働ける総合力を持ったJR東日本・太田龍(投手→巨人2位指名)あたりを指名しておいて、「印象バランス」を整えておく。

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最終更新:10/24(木) 12:31
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