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デジタル眼精疲労の最大の原因は、ブルーライトではない?

10/29(火) 12:01配信

ライフハッカー[日本版]

スマホの保護フィルムやメガネのレンズをブルーライトカット仕様にしたものの、あまり目の疲れは軽減していない…と感じている方もいるかと思います。

それもそのはず、今年公開された研究からは、ブルーライトのカットが眼精疲労を軽減しない可能性が示されています。

同様に、目を健康に保つためにはブルーライトが最大の敵ではないのかもしれません。

このへんで一度、ブルーライトに関する認識を整理してみましょう。

オハイオ州立大学の視覚研究者で学内クリニックでの診療も行うフィリップ・ユハスさんが、ブルーライトに関するアレコレを、MedicalXpressの記事にて解説してくれています。

ブルーライトは、本当にヒトの目を傷つける?

可視光のなかで最も波長が短いのが青色光。スマホやパソコンの画面はこのブルーライトを大量に発しています。

ブルーライトはエネルギーが高いこともあり、マウスの実験で網膜を傷つけることが示されました。

こうした研究結果から、ブルーライトが加齢黄斑変性なんかの網膜疾患を引き起こすんじゃないかと言われています。

ただし、ヒトへの影響を調べた研究はいまのところなく、マウスの目への影響をそのままヒトに当てはめることが妥当かどうかについて、疑問の声が上がっているんです。

ユハスさんも、ブルーライトがヒトの網膜を傷つけるとの論調に対しては否定的です。

その理由として、ヒトの目はマウスの目とは構造が違うため、網膜に到達する前に青色光の多くが吸収されること、実験通りのダイレクトな照射方法に関しても、自然には起きにくいことを挙げています。

また、スマホやパソコンの画面がブルーライトを発しているといっても、しょせんは晴れた日の日光の10万分の1ほど。

デジタルデバイスをどれだけ長時間使用しても、電磁界情報センター(ICNIRP )のガイドラインから算出した、目の健康にとっての危険水準には達しないとの研究結果もあります。

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最終更新:10/29(火) 12:01
ライフハッカー[日本版]

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