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輸入もの松茸にひと手間かけ、ぐっと美味しい小鍋仕立てに

10/29(火) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 NHK Eテレの『きょうの料理』でもおなじみ、現役最高齢94才の日本料理研究家、“ばぁば”こと鈴木登紀子さんが、秋の味覚について教えてくれました。

 * * *
 このたびの台風では大変なことになってしまいました。愛するご家族を亡くされたかたがたにお悔やみ申し上げるとともに、被災した地域のみなさまには、一日も早く平穏な生活に戻れますよう、ばぁばは心からお祈り申し上げます。

◆手に入りやすくなった松茸を鍋仕立てでごちそうに

 秋が突然、到来いたしました。朝晩はたいそうな冷え込みです。油断をするとクシュン!ときますから、どうかご自愛くださいね。

 10月は神無月。全国の神様が国事を話し合うため出雲大社に大集合になり、出雲以外は神様不在になることから、「神のいない月」=神無月と名付けられたともいわれています。

 神無月はまた、松茸の季節でもあります。「留守にして申しわけない。せめて松茸の香りを楽しんで、諍いなく安穏と過ごせ」という、神様からの贈り物かもしれませんね(笑い)。

 残念なことに近年、国産の松茸は、とてもとても庶民の口に入るものではなくなりました。その代わりに輸入ものの松茸が、ぐっとお手頃な価格で店頭に並ぶようになりました。

 ひと頃前までは、正直言って香りも食感も今ひとつでしたけれど、近年は質のよいものが出回るようになりました。そのおかげで、今も10月のお教室では土瓶蒸しを生徒さんに味わっていただけるのです。

 なかでもばぁばは、カナダ産の松茸を気に入っております。日本と同様に、ロッキー山脈はじめ野山が豊かなお国柄だからでしょうか。輸送に時間がかかるため風味は多少落ちますが、なかなかのお味ですよ。

 でもね、日本人にとって松茸はその香りがごちそうですが、欧米のかたは好まれないんですって。ところ変われば…ですわね。

●松茸の仕事
「松茸はもちろん、きのこ類はすべからく柔らかい布巾で汚れを拭き取るのですが、輸入ものの松茸は汚れが落ちにくいので水洗いします」(ばぁば)

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最終更新:10/29(火) 16:00
NEWS ポストセブン

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