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チャン・ツィイー、女優生活20周年に「20年後、おなかの中の娘にも見せたい」

10/30(水) 17:23配信

ザテレビジョン

チャン・ツィイーの女優生活20周年を記念し、1998年に公開された彼女の出世作「初恋のきた道」の特別上映が10月29日、「第32回東京国際映画祭」を開催中の東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、チャン・ツィイーが登壇。20年来のファンだという各国の男性たちからの質問に答えた。

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今や同映画祭のコンペティション部門審査委員長を務め、レッドカーペットイベントで「おなかの中には(第2子である)30週目の赤ちゃんがいます」と明かしたチャン・ツィイーだが、撮影当時は19歳。

「当時の私は映画の中で何をやってるのか、映画とはどういう芸術かも正直分かっていませんでした。当然、演技の技巧も何もなく、ただ女の子として生きていただけです。ただ、この期間はその女の子として生きていたという実感はありました」とコメント。

そして「やはり映画って私にとって本当に貴重なものです。映画の中で彼女は泣いたり笑ったり照れたり…若々しくリアルな20年前の私の自然体そのものを記録しています。

40歳の今の私にはもう撮れないものですが、どんなに年を取っても、どんなに経験を積んでも、演技とは自分をさらけ出すもので、技巧に頼らず自然であるべきだと教えてくれます」と続けた。

さらに、「今こうして20年前の作品を見ることができましたが、20年後の今日も、何らかの作品を見ることができると思う。私は家族を持ちましたが、娘にも母の仕事や姿を見せることができるのは本当に幸せなことだと思います」とも。

また、本作と「グリーン・デスティニー」(2000年)の彼女に強い感銘を受け、ついには中国人女性と結婚したというファンから、熱いメッセージとともに「これまで演じてきた役で特に印象深い役は?」という質問が。

チャン・ツィイーは「おめでとうございます。それはきっと幸せですね(笑)。きっといろいろ世話してもらってるでしょ?」とちゃめっ気を見せつつ、「皆さんご存知の通り、私は20年間いろいろな役を演じてきましたが、中でも生命力に満ちた力強い女性の役に特に引かれます。そして彼女たちはたいてい、悲しい役でもあります」と回答した。

また、冒頭には本作のメガホンを取った巨匠チャン・イーモウ監督からはビデオメッセージが届いた。

「20周年おめでとう。あっという間だね。僕の後ろに貼ってあるのは当時のポスターだ。君の長年の努力と勤勉さと才能は、君の優秀さを示すもの。映画を愛しているからこそ、素晴らしいキャラクターを演じられる。君が演じたキャラクターは俳優はこうあるべきだと、そして人間はこうあるべきだと示してくれている。努力は報われる。本当におめでとう」。

この愛情あふれるメッセージに「感動しました。私がここまで歩いて来られたのは良き先生、良き友人に囲まれてきたからこそです。若く演技について分からなかった時期も、チャン・イーモウ監督をはじめアン・リー監督、ウォン・カーウァイ監督らたくさんの人々に教えてもらえたことは役者としてとてもラッキーでした。とても恩義を感じます」と語った。

第32回東京国際映画祭は、11月5日(火)まで開催中。(ザテレビジョン・取材・文・撮影=坂戸希和美)

最終更新:10/30(水) 17:23
ザテレビジョン

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