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田中圭、マツコ、浅田真央、木村文乃、デヴィ夫人……銘柄米CMがブームの理由

2019/10/31(木) 11:32配信

デイリー新潮

近年、CMが一気に増加

「最近、お米のCMをよく見るようになったな」――そう感じている方は、少なくないはずだ。

【写真】大きな口を開けて「雪若丸」を頬張る田中圭

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 例えばツイッターで「米 CM 多い」と検索してみれば、「最近お米のCM多いよね」、「いろんなお米があるもんだと」といったツイートが表示される。

 米のCMがどれくらい制作されているかを調べてみた。最初の表は「ブランド米」や「銘柄米」と呼ばれる米の状況だ。ちなみに「銘柄米」をデジタル大辞泉で調べると、

《特定の品種や産地を指定して商品化した米。こしひかり・ささにしき・ひとめぼれなど。ブランド米》

 ということになっている。

 この「ブランド米の主なCM」表で断トツの知名度を誇るのは、「つや姫」の阿川佐和子(65)と、「ゆめぴりか」のマツコ・デラックス(47)の2人だろう。

 阿川が「つや姫」のCMに起用されたのは2010年。マツコが「ゆめぴりか」と「ななつぼし」の2種を紹介するCMに登場したのは14年。一方、他のブランド米は、ここ数年に放送されたものが多い。長くオンエアするほど視聴者の印象に残るというのは当然のことだ。

 ちなみに表の順番は、CM出演者の年齢に従った。出演者の年齢と、その宣伝効果が届く消費者の年齢層は、近似することが少なくない。「誰に売ろうとしているか」が見える場合もある。

 では次に、2つ目の表をご覧いただきたい。こちらは「米の品種」ではなく、「県産米」全体を宣伝するCMをまとめた。

 つまり「『つや姫』を買ってください」と特定の銘柄を宣伝するのではなく、「わが県の米は、こんなに素晴らしいですよ」とPRするタイプだ。どんな芸能人が出演しているか、やはり年齢順に並べてみた。

 2つの表の、どちらにも載ったのは福井県だ。「福井米」のCMはデヴィ夫人(79)、「いちほまれ」は五木ひろし(71)というダブルキャスト。共に70代という年齢も興味深い。ちなみに五木は美浜町出身のため“ご当地芸能人”として起用された要素もある。

 米のCMが花盛りという状況がよく分かるが、ここ数年で急速に広がった動きのようだ。その“原点”について担当記者が解説する。

「新聞各紙の記事が収録されているデータベースで調べてみると、2010年10月に朝日新聞の山形県版が『(つや姫元年)全国デビュー、評判上々 都内でトップセールス』という記事を掲載しています。文中で『エッセイストの阿川佐和子さんが炊きたてのつや姫を食べる』というCMが首都圏で放送される、と触れていました。これより前に米のテレビCMを紹介した記事は検索されませんでした」

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最終更新:2019/10/31(木) 15:08
デイリー新潮

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