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井上尚弥陣営が見たドネアの印象 36歳生きる伝説が10分間で醸し出す「侍の雰囲気」

11/1(金) 7:43配信

THE ANSWER

ドネア公開練習、大橋秀行会長はカウンターに最大級の警戒「瞬間的なパンチが凄い」

 ボクシングのWBA・IBF世界バンタム王者・井上尚弥(大橋)が、11月7日にさいたまスーパーアリーナで世界5階級王者ノニト・ドネア(フィリピン)とワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で戦う。30日夜に母国・マニラから来日したドネアは31日、都内で練習を公開。打倒・モンスターに向けて調整を進めた。視察した井上陣営は軽快な動きを見せる強敵をどう見たのか。

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 拠点を置く米国でトレーニング後、マニラで時差調整を兼ねた2週間のキャンプを行っていた。マネジャーを務める妻・レイチェルさん、父でトレーナーのノニト・ドネア・シニア氏ら約10人を連れ、8月の決勝発表会見以来の来日。この日はシャドー、ミット打ちを約10分間公開し、切れ味鋭い動きを見せて順調ぶりをうかがわせた。

 井上陣営では、大橋秀行会長や井上の父・真吾トレーナーらが視察。大橋会長は「侍の雰囲気を感じました、覚悟を決めて来ている」と親日家のレジェンドからオーラを体感。身長165センチの井上に対し、ドネアは公称171センチだが、同会長は「意外と背が高い」とし「雰囲気もあるし、パンチも強い。左フック、左アッパーは凄い。今までずっと戦ってきたレジェンドの雰囲気がありますよね」と印象を明かした。

 28日の井上の公開練習では、大橋会長は「スピードの差は大きい」と話していたが、最大の脅威となる点を挙げた。「ベテランになるとスピードが落ちるのは当然。ただ、経験から来るカウンターのタイミング、相手に合わせる瞬間的なパンチが凄い。カウンター(の精度)は年齢とともに変わってくるからね」。16日に37歳になるとはいえ、「フィリピンの閃光」と称される一撃必殺は最大級の警戒が必要だ。

 展開の読みづらい好カード。大橋会長は「(1ラウンド目は)想像がつかない。バババっと行くのか、お互い距離を取って考えて、考えてなのか。二つに一つだと思う。第1ラウンドは凄くピリピリとした緊張感になる。ここ数年にないものになるでしょう」と期待を込めて語る。「(判定決着は)ないと思う。お互いに左フックが強いし、パンチに力が乗る距離が同じ」と緊迫した“斬り合い”と想像した。

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最終更新:11/1(金) 7:43
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