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竹野内豊、周防正行監督に「え、そこまでやってくれるの!?」と驚かれる

11/3(日) 10:13配信

ザテレビジョン

「第32回東京国際映画祭」のGALAスクリーニングとして周防正行監督の最新作「カツベン!」のレッドカーペットイベント&サウンドバイツと舞台あいさつが10月31日に行われ、周防監督と成田凌、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、音尾琢真、渡辺えり、小日向文世、竹野内豊が登壇した。

【写真を見る】レッドカーペットで音尾琢真に熱視線を送る竹野内豊

「カツベン!」は、映画がまだサイレントでモノクロだった頃に観客たちを映画の世界に誘った「活動弁士」の物語。

映画より活動弁士のライブが目当てになるという日本独自の文化が花開いた時代に、活動弁士を夢見る青年・俊太郎(成田)が、小さな町の映画館に流れついたことからすべてが始まるアクションと恋と笑いのノンストップエンターテインメント。

本作でニセ活動弁士を追う熱血刑事を演じる竹野内は「役者を続けていく上でいつか周防監督の作品に出たいと思っていました。僕にとっても特別な作品になりましたし、日本のみならず、世界の日本映画のファンの方に楽しんでいただければ」とあいさつ。

周防監督に「僕はいつも、最初は『思うように動いてみて』って言うんだけど、竹野内さんは『ええ!? 竹野内さんってそんな演技までしてくれるの?』と思うような動きをされたんです。そこまでやってくれるなら、それに乗っちゃえって思って演出していったので、まさにこの役は竹野内さんが作ったと言えます」と称賛。

MCにも「確かに意外な、イメージにない役でした」と言われた竹野内は「そうですか?」とキョトン顔。「アクションもすごかった」と言われると「レッドカーペットでも記者の方にすごく言われたんですが、実際僕は荷台に乗っているだけみたいな感じで、音尾さんの方がすごいんです。何回も何回も走って…僕は待ち時間がすごくあって、『まだやってるんだ!? 何本走ってるのかな?』と思うくらい。音尾さんカッコよかったですよ」とパスを渡した。

■ 音尾「皆さん僕を竹中直人さんと間違えてないかな?」

泥棒役で出演した音尾は、レッドカーペットでは「ずっと尊敬していた周防監督作品に、しかもいい役で出られて本当に光栄です。周防監督といえば竹中直人さんで、今回も出てらっしゃるんですが今日(のイベント)は欠席。

皆さん僕を竹中直人さんと間違えてないかな?と心配です。僕は音尾琢真です」とあいさつし、舞台あいさつでは「『カツベン!』のうちわを振ってくださったり、高良くん、竹野内さんのうちわがあったり…あそこには小日向さんのうちわも…。好みはさまざまですね」と笑いをゲット。

さらに、ライバル館の館長という悪役を演じた小日向に対し「僕は小日向さんには杖でも打たれたけど、うまいから痛いように見えて、全然痛くなかったんです。(通訳の言葉を拾い)グッドアクティングだから。

でも僕が成田さんをイジめるとき…髪の毛を引っ張るシーンがあったんですが、バッドアクターなのでだんだん加減を忘れてしまって『音尾さん、痛いよ~!』って言われました。

あれは自分でも強過ぎた実感があった。すまなかった! 小日向さんを見習います」と語り、成田に「本当にだんだん強くなって、大丈夫かな?と思いました。お願いします!」と言われていた。

小日向は「1世紀も前に活動写真に関わった人たちの情熱を感じて、あらためて映画に関わっていきたいなと思いました。周防監督よろしくお願いします」と語り、「監督は本当に楽しそうに映画を撮っていて…舞台は生でお客さんがいるけど、映画では監督が僕にとっての観客なので、楽しそうだと自信を持って演じられます」と感謝を込めた。

劇中のサイレント映画も新規撮影した周防監督。「ここに立っていない多くの役者さんにも出演していただいて、自分がサイレント映画の監督になれた気分にもなれました。

いつも映画ってカットしなくちゃいけないことが出てくるけど、この映画は1人も消えてないんです!」と胸を張り、「今、後ろを振り返ってスクリーンの大きさを見て、観客席を見て…100年かけてここまできたんだと感慨深いです。映画の中の観客と同じように、皆さんが楽しんでくださることを祈っています」と締めくくった。

映画「カツベン!」は12月13日(金)公開。

(ザテレビジョン・取材・文・撮影=坂戸希和美)

最終更新:11/3(日) 10:17
ザテレビジョン

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