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メドベは苦悩 激流の女子世代交代をタラソワ氏が憂慮「2年ごと少女去るなら残念」

11/4(月) 16:33配信

THE ANSWER

移り変わりが激しい女子戦線、コストルナヤが首位発進したSP後に言及

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯で優勝した16歳アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)。首位発進したショートプログラム(SP)後はロシアの重鎮タチアナ・タラソワ氏が称賛した一方で、移り変わりが激しい女子戦線に言及した。昨季から苦しんでいるエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)を例に挙げ、「少女たちが2年ごとに去っていくのであれば、とても残念」と憂慮している。ロシアメディア「Sports24」が伝えている。

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 SP後に掲載された記事によると、タラソワ氏は「私は(アリーナ・)ザギトワとコストルナヤの演技がとても気に入りました」と母国2人の演技を評価したという。76.55点で首位発進したコストルナヤについては「3回転アクセルを跳びました。彼女は困難を感じましたが、それを見せなかった」と称賛した。

 一方で、74.24点で2位発進だったザギトワについては「アリーナはとても上手くプログラムを滑りました。とても感情を込めて滑り、彼女は完全に変わりました。しかし、3回転アクセルはウルトラCのジャンプで、ジャッジに評価されるべきです。そのジャンプは違うスケールの難しさを持っている」と語ったという。

 しかし、その裏で10代の女子スケーターが早い年代から、より若い選手に負けることを余儀なくされることを残念がっている。例として、19歳のメドベージェワを挙げた。「もし、少女たちが2年ごとに(試合で)滑って、去っていくのであればとても残念です」と語り、さらに続けた。

2年ごとに新世代が台頭も…タラソワ氏「ジェーニャは偉大なスケーター」

「その穴から抜け出すためにすべてのことをしているジェーニャ・メドベージェワを尊敬しています。彼女は様々な酷いことを書く人々と違って偉大なスケーターです」

 メドベージェワは15-16年シーズンでシニアデビューすると、GPファイナル、欧州選手権、世界選手権と主要タイトルいずれも連覇を達成。2シーズンに渡り、圧倒的な強さを発揮すると、翌シーズンはザギトワに平昌五輪で金メダルを奪われ、昨シーズン以降は不振に喘ぎ、今季もGPシリーズ初戦のスケートカナダは5位に終わった。

 17歳のザギトワもシニア1年目に五輪女王となり、2年目の昨季は世界女王となったが、今大会はコストルナヤに敗れ、シニア3年目でGPシリーズ初黒星。今季はシェルバコワ、トルソワ、さらにコストルナヤと4回転を跳ぶ、さらに若いロシアの逸材がシニア1年目で優勝をさらっていることが印象的だ。

 10代にして、続々と現れる後輩に主役を取って代わられている女子フィギュア界。そんな現状について、長年、銀盤を見守ってきたタラソワ氏も憂いているようだ。

THE ANSWER編集部

最終更新:11/4(月) 16:52
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