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セ・リーグ6球団 来季の台頭が期待できる若手は?

11/5(火) 11:01配信

週刊ベースボールONLINE

読売ジャイアンツ

 原辰徳監督が「やっぱり参加するのがジャイアンツ」とFA戦線の参戦を表明し、左打ちのスラッガーは獲得候補であるが、同時に成長が期待されているのが山下航汰だ。今季、育成出身で高卒1年目ながら支配下昇格を勝ち取り、一軍でも安打を放ったイースタン・リーグの首位打者である。阿部慎之助が引退で、亀井善行も来季38歳。山下が外野の一角を奪うことができれば、亀井を先発と手薄な左の代打の両にらみで起用することができ、チーム力はアップする。今季の一軍経験を糧に、成長が期待される。

巨人・山下航汰インタビュー 追い抜いたるねん!

横浜DeNAベイスターズ

 8月に一軍昇格すると、デビュー2戦目のスタメン抜擢で2本塁打を放ち、度肝を抜いた裕季也。ルーキーイヤーは21試合の出場で、打率.288、4本塁打、7打点。数字よりも周囲に与えたインパクトが大きかった。筒香嘉智がチームを離れる今、ラミレス監督が「ソトや佐野が有力だが、伊藤裕にもその素質がある」と高い評価を下し、「四番候補の一人」に名前を挙げるのもうなずける。開幕から一軍定着が期待できる来季は、かなりの数字を残しそうだ。

阪神タイガース

 今季は先発として活躍が期待されたが、8試合、31回1/3(1勝1敗)のみの登板に終わった望月惇志。魅力である150キロ台の真っすぐが長いイニングでは通用しなかった。ただ、巨人とのCSファイナルステージの第1戦(東京ドーム)で先発に抜てきされたが、矢野耀大監督の期待の表れだ。真っすぐがただ速いだけでなくキレを出すことで、変化球も同様にキレが出てくる。それが長いイニングの投球へとつながり、来季の飛躍へとなる。球にキレを出すために、秋季キャンプで山本昌臨時コーチに助言を受け、フォーム修正を行っている。

広島カープ

 広島では、今季、プロ初登板から10試合連続無失点を記録、一時は8回に投げるセットアップを任されるなど、リリーフで実績を積んだ20歳の遠藤淳志が、来季は先発に挑戦する。今季はチーム事情でリリーフ起用となったが、これまでファームでは主に先発起用されており、もともとは先発タイプ。本人も、走者がいない場面ではワインドアップで投げるなど、先発への気持ちは失っていなかった。ケレン味なく投げ込むストレートに、スライダー、タイミングを外すカーブ、追い込めばフォークやチェンジアップもあり、先発でも投げられるだけの投球の幅を持つ。スタミナ面にも自信を持っており、先発に定着して一気に白星を重ねる可能性も十分だ。

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最終更新:11/5(火) 11:01
週刊ベースボールONLINE

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